作品
(上を参照)
大阪株式取引所、大阪商法会議所などを創立し、「大阪の恩人」といわれる五代友厚の、波瀾に満ちた生涯を描いた力作、一千枚!
初主演映画の原作者であり、親しく接した著者が稀代の漫才師の半生を鋭い観察眼で描く、シブくて、ムチャクチャオモロイ人物評伝!
日頃、何気なく使っている言葉の数々を、中国文学のウンチクを背に、ある時はバッサリある時はチクリ。『週刊文春』連載の名コラム
舞台はおなじみ九鬼谷温泉。良太と月子をとりまく、百花繚乱のオンナとオトコの濃~いドラマは最高潮。著者渾身のライフワーク!
柊診療所の美人看護婦、日向樹が周りの人々を幸せにします。そして、曖昧だった陽平先生との関係は…? 味わい深い感動の結末!!
十二年前バミューダ沖で火災を起こし沈んだ旧ソ連原潜事故の真相を旧乗組員がついに明かした。背筋も凍る第三次大戦勃発の恐怖!
表題は初老の勤め人の寂寥をえがく唯一の現代小説。加えて時代小説二作と、作家晩年の心境をうつしだす随想・エッセイ等を収める
男は命汚くしてはいけない――それが知床の漁師・友介の口ぐせだった。鳥、獣、魚と共棲する暮らしの中で紡がれる愛と死のドラマ
ロンドンの大富豪邸のハウスキーパーを勤める鉄火オバさんが、在英13年間に見聞した貴族や大富豪から大衆までの赤裸々な姿を綴る
戦後数十年経ってから気づく家族や友人の秘密、街で出会った人とのはっとするような瞬間を捉えた、小説巧者の著者が綴る、名短篇集
私は尼崎の四畳半のアパートで、モツを串に刺し続けた。向いの女は背中一面に迦陵頻伽の刺青があった。ある日、女は私の扉を開けた
「ジミ婚嫌い」から「ダイアナ妃悲報」まで――。網タイツ、たまごっち、プリクラなどなど、マリコと一緒にのぞくニッポンの365日
阪神大震災直後に起きた火事で、なぜ空中消火は行われなかったのか。米国を例に、重大災害から何ら教訓を学ばない行政の怠慢を告発
シャンソン歌手初体験、ぬか味噌がうまく漬からない、たまごっちに母性復活、矯正下着でEカップを夢みる……痛快日常エッセイ集
鬼平が実弟のごとく可愛がっていた丈助が騙し討ちに。犯人は大身旗本の息子。法の裁きの届かぬ不条理に、鬼平は憤る。全二編収録
台湾のヒットマン・毒猿の潜入で新宿の街は戦場と化した。緻密な構成と迫力のアクション――息もつかせぬ面白さのシリーズ最終巻
日本各地の霊石をめぐって相次ぐ怪事件。古代の怨霊を蘇らせ、破壊を繰り返す者の狙いは何? 迎え撃つ物部氏の末裔との対決は!?
蛇の血を引く娘は、太陽神と結婚してナギミヤを捨てたはずだった。病に冒された母の龍を看取るために帰郷した娘を迎えたものは――
徒士の子として生まれながら精進を重ねて望み得る最高位にまで昇進し、幕末外交史上に名を残した男の波乱の人生を描く、歴史長篇
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