作品
ベストセラー「からだノート」から20年。変わらず不足の性知識、さらに売春やエイズなど現代のテーマにも切り込んだ親子必読のエッセイ。
不可解だから面白い。そんな聖書の謎を学生に人気のある著者が“興味本位”で解説する。読めば目からウロコの、旧約新約両書がわかる!
手足はベッドにくくりつけられたまま、やがて渇き、寒さ、妄想…山小屋でセックス遊戯にいそしむ夫婦に起こった災禍=夫の突然死
捕虜収容所での弟の死の真相を求めて、メイン州にやってきたドイツの老人。第二次大戦の悪夢が蘇り、新たな殺人を巻き起こす!
ベンツ、ワーゲン・ビートル、ホンダ・シビック……この短篇集の陰の登場人物は、様々な自動車たち。十二篇収録の著者最新短篇集
「千曲川」「一度だけなら」など、数々のヒット曲で作詞家としてコンビを組んだ著者が、流行作曲家・猪俣公章の破天荒な人生を描く
ある日、右足が腫れて水があふれ出た。夜な夜なそれを飲みにくるのは誰? ――沖縄を舞台に過去と現在が交錯する、奇想天外な物語
どの百貨店の鈴虫が一番長生きするか、東京と大阪のたこ焼きの違いはどこにあるのか。誰もが知りたい(?)謎の数々を本邦初調査!
正月は鯛の浜焼で酒敵を迎え、夏は虎魚尽くしの宿へ旅する。食いしん坊の著者が厳選した四十四の美味なる故郷への誘い。写真多数
繰り返す入退院、執筆の苦しみ…遠藤周作を陰で支えつづけた妻が語る、知られざるエピソードの数々、そして死の瞬間のメッセージ
子や孫に囲まれて、夫婦で老人ホームへ、一人暮しに憧れる、肉親より親友、故郷に帰りたい……一般から寄せられた二百余通の生の声
Jリーグ昇格に向け、激闘の続くガウショ。そんな折、恭一の脳に動脈瘤が発見される。手術か引退か……悩んだ末恭一の選んだ道は!?
警官がネコババ!?政治家の公費乱用!? 新米週刊誌記者の薮独歩が様々な事件の取材を通して“真実”の面白さに目覚めていく
サド侯爵の裁判記録をもとに、その性癖と深層心理をつぶさに検証する。凄まじい乱交と異常性愛の中から浮び上がる真正サドの実像
ブラジルから金星をあげながら、サッカー日本代表には不協和音が日増に高まっていた。史上空前の快挙の裏で何が起きていたのか?
政府軍、ゲリラ、それぞれの狂気が島中を殺戮で覆いつくす……。八万人が虐殺された四・三蜂起を描く一万二千枚の巨篇、遂に完結
戦前の日本を呪縛した「尊皇思想」は、徳川幕末の正統性を証明する手続きから生じた。日本思想史の逆説のドラマを描く稀有の論考
日本人は何を受けいれ、何を排除してこの国を創りあげてきたのか。「勤勉の哲学」「受容と排除の軌跡」と単行本未収録作品を収録
鍛冶屋から身を起こした〈鉄砲屋〉稔は、島中の墓の骨を集め仏像に造る事業に晩年を捧げた。明治大正昭和を生きた祖父の人生を描く
刑事裁判では無罪、民事訴訟では莫大な賠償金を科せられたフットボール界の元スーパースター。彼の人生にアメリカのすべてがある
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