作品
ベストセラーの中に戦後世相を読む。シリーズ第二集は一九七○年前後。『人間革命』『日本列島改造論』。高度成長期を本の中に読む
国際駅伝に賭ける男と復讐を誓う女が交錯する「詩城の旅びと」。エイズが蔓延する近未来を描いた「赤い氷河期」。解説・菅野昭正
サリン、大地震でモタついた政権を徹底批判。危機管理のプロ中のプロが、きたるべき災害、不測の事態に備えるノウハウ全公開!
近代は身体を記号のごとく規格化してきた。ダンスの淵源・歴史を辿り、フォーサイス、ギエムなど輝かしき身体の芸術家を論じ尽す
小松左京が愛する街・大阪の戦後を丹念に辿りつつ、未来へのエネルギーを掘りおこす。佐治敬三・小松左京の対談「大阪物語」を収録
真珠湾攻撃に成功して海軍がおごり昂ぶったのが日本の敗戦の大きな要因になった――戦後五○年目に日本海軍敗戦の原因を総括する
75歳を過ぎてから絵を描きはじめた普通のおばあさんが80歳で個展を開き、101歳で亡くなるまでに残した「素朴な」美しい田園の風景
謎に包まれた世界的マジシャン・ブルー。哀しい真実が明らかになる時、彼は姿を消した。未来の可能性を描く、長篇ファンタジー
特製年表付き、秘蔵写真満載。一葉没後百年ブームに火をつける。ひさし流解剖術が新しい一葉像を生む。
自動車のショールームで女性下着も売ってみたり、水虫防止のための五本指ソックス開発秘話など、面白くてタメになる話を満載!
自分を謎めかすことで益々神秘性・カルト性を高めた芸術家が、珍しく自己を正直にさらけだした。突然の死に至る十年間の毒舌日録
忠臣蔵はなぜかくも日本人の心を打つのか? 目にも鮮やかな謎解きで話題をさらった名作『忠臣藏とは何か』を中心に、丸谷批評真骨頂
逆行性健忘症にかかった元宇宙飛行士は、中国人看護婦の助けを借りながら、過去を追求する。近未来を舞台に描く喪失と恢復の物語
ゴミの中に住む貴族、バスタブで羊の丸焼きに励むアフリカからの移住者……。在仏25年の建築家が友とするおかしな人々、パリの真実
大前研一は北朝鮮籍だ――知事選挙で流されたデマ。ビジネス理論の世界から政治の世界へ飛び込んだ筆者が書き下ろす体験的政治論
イラストレーター、グラフィックデザイナー、画家として、常に時代の感性をリードしてきた筆者が、その半生と創作の秘密を語る
松本サリン事件で被害に遭いながら犯人扱いされた会社員は、入院直後から日記をつけていた。空前絶後の“えん罪”を生々しく再現
旅に出る、美味を喰らう、珍品を集める……、これを描くとどうなるの? イラスト+エッセイで贈る、河童の全てをご覧あれ!
東京オリンピックの五年前、海辺の町から赤坂にきた。都電を縦横に使い、人と出会い、多くを知った。青年期を呼び戻す自伝的小説
春画を描く? 紙芝居屋が受けた妙な依頼が、彼らに見せた世界とは……。庶民の心意気を郷愁とユーモアの中に描く渾身の書下し
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