作品
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ドストエフスキーから太宰治まで世界の名作をマンガ化するとこんなに分り易くなってしまうのだ。皆様に惜しまれつつ全三巻完結
百鬼夜行の平安時代、幻術を駆使する陰陽博士・安倍晴明の朝廷における権力は絶大であった。闇と鬼の世界を奇想天外に描く怪異譚
昭和はスポーツが大爆発した時代だ。人見絹枝から双葉山、古橋広之進、長島茂雄ら、当事者の手記、発言二百三十三篇にみる昭和史
短篇小説の最優秀作にあたえられる川端賞を受けた表題作「樹影譚」のほか、秀作「鈍感な青年」「夢を買ひます」をおさめた短篇集
イマジネーションの豊かさ、構成の妙技。プロのテクニックとアマチュアの感性が響きあう、五十九の名文による魅惑のシンフォニー
ニュージャーナリズムの旗手が四十四の事件から、現代日本の様々な捩れや歪みを鮮やかに焙りだした卓抜なドキュメンタリー・ルポ
四千メートルの海底に眠る伝説の豪華客船を現代の最先端技術を駆使してつきとめるまでを、若き海洋学者が豊富な写真を付して語る
昭和十九年、小樽郊外の山中で海軍機関兵が餓死した。彼はなぜ停泊中の艦にもどらず、そのような最期をとげたのか。ほか六篇収録
ニューオーリンズを舞台に、ニカラグアのコントラ支援金をめぐり美貌の尼僧、葬儀屋、元警官が織りなす、例の調子のあの手この手
絶海の孤島にも廃棄物が押し寄せる、ビルの林立する都会の人間の何とも寒々しい心裏。滅びから再生への願いをこめる問題の小説集
女のエゴと男の見栄の衝突、転々とくつがえる女性被害者の証言。人生の迷路へとわけ入るサントリーミステリー大賞受賞の法廷小説
僕は年上の女性に出会い、秋にはハイスクール四年生になり、月刊誌にコラムを書きはじめた。名コラムニストが描く六○年代の青春
小説「ホレイショー日記」をはじめ「龍を撫でた男」「解つてたまるか!」「總統いまだ死せず」等、強烈な批評精神が漲る創作十一篇
三井物産に三十五年在職し、七十八歳で財界から初めて国鉄総裁になった“ヤング・ソルジャー”。明治の硬骨漢の堂々たる人生を描く
内外の事件、社会変動、学術・文化界の話題、テレビ番組など様々な分野のビビッドな話題をとりあげ分析した“現代を考えるヒント”
戦場を舞台に鋭く人間をとらえた不世出の写真家キャパ。その処女作から遺作までを一望のもとに眺められる唯一無二の決定版写真集
冒険家であり、勇気の人であった報道写真家の伝説に満ちた生涯を丹念に辿り、ブダペストでの青春からスペイン戦争従軍までを描く
大好評の企業版ちょっといい話第九集。今回もビジネスのヒントになる話、人の心を打つ話、話のタネなど面白くて役に立つ話を満載
堀留小町が殺された。犯人は意外な人間。るい、東吾、源三郎におなじみ“かわせみ”の一統が大活躍。「源三郎祝言」のほか七篇収録
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