作品
なるべく無駄な手順を省き、調味料も最小限でできる、瀬尾流レシピ。その発想法や思い出の味まで、エッセイとレシピで紹介。
3・11直後、自らの命を犠牲にして防災無線で避難を呼びかけ続けた南三陸町の遠藤未希さん。その母が初めて心情を明かした手記。
お草さんは、小蔵屋の近所の商店街で目の前の男が落とした手紙に気を取られ、車に轢かれそうになる。「お草さん」シリーズ第四弾。
十七歳の家出少女ジョウは友人をかばって犯罪集団に追われる身に――舞台は渋谷、疾走感満点の新感覚ハードボイルド・ミステリー。
村の老人四人組の元には不思議な来客ばかり。奇妙な味わいとおかしみ。「日本の偉大な田舎」から今を風刺する初めてのユーモア小説。
裏ではびこる悪事も決して見逃さない――ハードボイルドの調べにこだわり抜いた逢坂剛版・平成の長谷川平蔵シリーズ待望の第二弾。
クアラルンプールの摩天楼内の銀行襲撃計画。爆薬の仕掛けられた金の奪還。裏社会のディテール満載で描く21世紀最高の犯罪小説。
女性国文学者の恋を技巧を尽して描く「輝く日の宮」、中篇「持ち重りする薔薇の花」、絶筆「茶色い戦争ありました」他初期習作三作。
「犯人は〇〇だよ」。鈴木の情報は絶対に正しい。やつは神様なのだから。衝撃的な展開でミステリー界を震撼させた神様探偵が大復活。
渋柿の伝統技術から躍進を遂げたマンション・ビルの再生事業から、ロープ一筋の企業が開発した驚きの商品まで、老舗のV字回復に学ぶ
家政婦魔法使いマリィと変態刑事の小山田聡介が難事件に挑むシリーズ第二弾。噴き出さずにはいられない最高のユーモアミステリー!
綾なす人間の日常生活こそ真の歴史の姿である――あまり語られることのなかった鷗外の長編史伝に脚光を浴びせる。
猫や犬といつも暮らしているショージ君が考える猫の生き方研究から、内臓が偉いのか私が偉いのかを考えた大作まで、痛快エッセイ集。
高卒後、昭和17年春に満州へ渡った角田青年は現地で軍隊に召集され、敗戦を迎えて捕虜となり、厳寒の地へと連行された……
中学生の友介は時間を飛び越えるタイム・ジャンプで、大学生の時に恋人が殺されることを知る。恐怖の未来を変えることは可能なのか?
暮らしのプロデューサーとして活躍する著者が30年かけて編み出した、「きちんとした暮らし」の整え方をエッセイと実践メモで公開。
あの水色の家の中を覗いてみたい――一人の女性の好奇心が、街に積もる時間と記憶の物語をひもといていく。鮮烈な文学のパノラマ。
快楽と不安の二項対立。修道院の奇妙な実験。恐怖を感じない女。成長するタクシー運転手の海馬。脳科学が明らかにする驚異!
情事を映像に残す江見の真の意図は? 深夜のヒッチハイクの真の行く先は? 6人のヒロインと恋人たちの熱いセックスと怜悧な推理。
技能や秘伝、ワザ、奥義などを伝承することで洗練させ、発展してきた、「伝統芸能」、「老舗」、「ものづくり」の現在を、「嗜み」流
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