作品
週刊文春の好評連載エッセイ「ツチヤの口車」をまとめた一冊。「妻になる!」「老人の生きる道」など笑い渦巻く60篇。
グループリーグ敗退に終わった14年W杯のザック・ジャパン。しかし、チームは熱い意志に包まれていた。監督通訳による克明な日記。
『逝きし世の面影』の著者の原点は、実は西洋文学、特にロシア文学。ドストエフスキー、トルストイ以外にもある名作を味わう。
「幼少期は英語より漢学が好きだった」と語る漱石。未だ色あせないその漢詩の世界の魅力を、杜甫や王維と比較しながら縦横に論ずる。
ヨーロッパは「田舎」であり、「中東と地中海沿岸」こそ世界史の中心だ。サイード『オリエンタリズム』よりラディカルな世界史論。
一冊の辞書を共に作っていた二人の男はやがて決別し、二冊の国民的辞書が生まれた。「三国」と「新解さん」に秘められた衝撃の真相。
パンダ、ライオン、ゾウ――。買ったらいくらする? えさ代はいくらかかる? いやそもそも入手できる? そんな疑問に答えます。
静かなブーム秘境駅めぐりに必携! 北海道の板切れ駅から海沿いの絶景駅、旅遺産としての廃駅まで。鉄旅界最強の二人が語り尽くす。
身近に起きた、小さな奇跡を集めた実話集第二弾。著名人の「嘘みたいな本当の話」も収録。極上の味わいを持ったショートストーリー。
電子化によって、「本を読むこと」の意味はいかに変わるのか。「私の読書日記」六年分と、東大附属図書館副館長との対談を収録!
ホリエモンの刑務所実況中継シリーズ最終巻。刑期満了を迎えたので最早タブーなし。“人生ゼロ地点”でつかんだ真実がここにある。
5年半の間に多くの改革を成し遂げた小泉内閣。首席総理秘書官による生彩に富む記録は、現在の日本を考える上で貴重な指針となる。
明治の終りに栃木県の小さな村に生まれ、百年を母恋いと故郷への想いで生きた少女。〝新しい「遠野物語」〟とも言える珠玉の名作。
糖尿病の数値がガクッと悪くなったが、ご飯はまともに食べたい。ひと味違う、陶芸家の一日1800キロカロリー料理生活を大公開。
この国の成立ちの根幹をなす古代史。本居宣長、津田左右吉、亀井勝一郎など、碩学の論考を一冊にまとめたオリジナル・アンソロジー。
明治維新の大立者・西郷隆盛は、なぜ滅亡必至の西南戦争に立ったのか? その思想と最期をめぐる著者畢生の意欲作、ついに文庫化。
100作を超えた「陰陽師」シリーズの人気の秘密、創作の源に迫る! 岡野玲子、睦月ムンク、渡辺真理など各界の第一人者が登場。
型破りな錦之介の時代劇から、警察もヤクザも巻き込んだ「仁義なき戦い」撮影まで。東映の伝説秘話を徹底取材したノンフィクション。
社会情勢も国際情勢も変化の激しい時代を乗り切るのに有効なのは、「歴史的思考法」を身に着けることだ。生きた歴史が学べる一冊。
「愛」から「ワンルームマンション」までの日本語を、笑いと毒で翻弄し、蹂躪する。作家という悪魔が降臨する、もっとも危険な辞典。
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