作品
コロナ禍の前も今も、変わり映えのしないツチヤ教授の悠々自粛の日々。この諦念をベースにした前向きさを、若者たちよ、学びたまえ。
バイデンの不調につけ込んで、トランプ陣営が大躍進? 次の大統領選を左右する中間選挙の直前、アメリカの1年の話題を総ざらえ!
かつてミラノに、懐かしくも奇妙な一軒の本屋があった。そこに出入りするのもまた、懐かしくも奇妙な人びとだった。女流文学賞受賞の筆者が流麗に描くイタリアの人と町。(松山巖)
居心地よすぎの京都を抜け出し就職しても小説家を目指し無職に!? 未来なんて誰にもわからない。万城目ワールド誕生前夜の青春記。
なぜか500枚の完全書き下ろしを敢行しました。一生懸命生きているから遭遇してしまった、20のエピソードをお楽しみください。
雨ガッパ姿で全力疾走する女、究極の心霊スポット、子供の死の直前に現れた金髪の女――怖い、けれどためになる。怪談×説法第5弾!
教養とユーモアがあり、品格を保つことは人生の要諦だ。この三つの視点を駆使すれば問題は解ける。後はその斬れ味を賞玩するばかり。
重い腰を上げ、愛猫のためにスマホを購入した著者。待っていたのは、“便利だけど不便”な世界だった。共感満載の奮闘エッセイ。
古来「恥の文化」を生きてきた日本人。SNS上で「自慢したい!」欲望が溢れ出し……古今東西の恥の感覚を陳列する抱腹絶倒の一冊。
「人に見せて笑ってもらうこと」を前提に、生前整理は一切やらずに集め続けている収集品を大公開。文庫特典インタビューも収録。
「私は人生で三度マルクスに出会っている」。浦和高校、同志社大学で過ごした濃密な青春の日々が甦る、著者初の思想的自叙伝。
結婚というタフなビジネスから、「不真面目な」ヒロイン映画の系譜、男たちのデス・ロードまで。閉塞する社会に風穴をあける批評集。
俳句の話から、縄文、仏教、懐かしのプロレス話にあの人との逸話まで――ガンになったことを契機に縦横無尽に綴った仰天エッセイ!
低山にも名山あり。100の低山に100の楽しみあり。低山歩きの名人である著者が選びぬいたイラスト満載の全国低山ガイドの決定版!
ビートルズに触発され、三島由紀夫に決定づけられて訪れたインド。芸術家の過敏な感性をコンパスとして宇宙と自己、自然と芸術を考える異色旅行記。カラー口絵二十三ページ付。
津和野の少年が炭鉱務め、兵役、教員を経て絵描きになった…柔らかな水彩画が、心温まる追憶にさらなる味わいを添える「昭和」の話。
「映画館は僕にとって日常からの逃避であり、道場でもある」。78本の映画を軽妙なエッセイと絶妙な似顔絵が楽しすぎる漫画で紹介。
俳優志望だった著者が航空券を拾ったらモデル事務所に所属することに。名脇役松尾諭が書く波乱万丈の恋、そしてアメリカでの悲喜劇。
勘違いな人々、理不尽な出来事に途方に暮れつつも、ことわざを胸に刻み、今日も暢気に生きていく。親近感がわく爆笑必至のエッセイ。
50歳過ぎてのデビュー時に既に完成されていた“葉室史観”。敬慕され続ける作家を涵養した本、人との出会いが綴られたエッセイ集。
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