作品
謎の多い祖父の戸籍――祖母の予期せぬ“帰郷”から隠された過去への旅が始まる。すべての家庭の床下には戦争の記憶が埋まっている。
自身の出身地から中上健次の故郷まで日本全国500以上の被差別部落を訪ね歩いた13年間の記録。大宅壮一ノンフィクション賞受賞
「週刊文春」連載、待望の単行本化。オバマ、ペイリンからティーパーティ、ガガまで。笑いと下ネタに包まれた一級のアメリカ批評本
異父兄の存在を亡き母から知らされ、榛名は兄のいるプラハに向かう。そこで初めて知ったのは、両親の過去であり家族の真の姿だった。
幼い息子を喪った父。〈その日〉をまえにした母に寄り添う少女。日本の美しい風景のなか、生と死がこだまする、ふたりの巡礼の旅。
駆け落ち夫婦が開いた京の道具屋は新撰組や龍馬がお客。“見立て”と“度胸”で幕末の世を渡っていく「はんなり」系痛快時代小説誕生
道具屋「とびきり屋」のゆずが坂本龍馬に道具の買い方の極意を伝える表題作、真之介の一世一代の勝負「鶴と亀のゆくえ」など6篇。
絵双紙本屋の紀の字屋を譲られた浪人・清七郎は、人助けのために江戸の絵地図を刊行しようと思い立つ。人情味あふれる新シリーズ
青山と同期たちは異動で所轄の課長に。そこで直面したのは、凶悪化した「半グレ」元暴走族集団と中国マフィアが絡む裏社会だった。
地方都市で消えた女子高生。その背後には、脱法ドラッグが蔓延する荒んだ闇が広がっていた。若き女性警官雪野は少女を救いだせるか。
冴えない広告代理店の営業・狛江が赴任した先はリストラ対象の弱小支店。ヤクザの巣でもんどりうって辿りつく、戦う男の姿を見よ!
婚約破棄され、リストラされて飛び込んだのは民間科学捜査研究所! 入所早々、顔に碁盤目の傷を残す連続殺人が。新シリーズ始動。
酔った勢いで受けた「予備自衛官補」の試験が合格。全身あざだらけの戦闘訓練、土砂降りドロドロの匍匐前進。驚きの体当たり体験記!
物心ついた時から「白衣」「メガネ」「ITオタク」な理系男子に萌えていた文系女子による、理系クン解体新書コミックエッセイ!
琵琶湖疏水に浮かんだ男の死体。親友の死の謎を追う若き僧侶は、やがて巨大宗派のスキャンダルを知る。松本清張賞作家の意欲作
大岡越前、遠山の金さん、鬼平……時代小説や時代劇で知られる名奉行たちの実像とは? 読んだらさらに時代小説が楽しめる1冊。
江戸の町人が消える原因「へらへら月」とは? 南町奉行根岸肥前が、江戸の怪異を解き明かす「耳袋秘帖」妖談シリーズ第5弾
日本橋の長崎屋で腹をめった刺しにされた死体が見つかる。根岸肥前が江戸の怪異を解き明かす、「耳袋秘帖」殺人事件シリーズ、最新刊
内藤新宿でやくざが次々に殺害された。探索の過程で浮かび上がってきた「ふまのもの」とは、いったい何者なのか。シリーズ第7弾
坂の町、麻布にある暗闇坂——。坂の上には富豪たち、坂の下には貧しき者たちが集う「天国と地獄」で、あやかしの難事件が幕を開ける!
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