作品
日本文学の最先端を疾走する芥川賞作家・阿部和重の残酷にして甘美な世界にようこそ! 十二の中短篇を収録した、超豪華版作品集。
署内で一括保管される三十冊の警察手帳が紛失した。犯人は内部か、外部か……。男たちの矜持がぶつかりあうミステリ短篇四篇を収録
四肢麻痺の元NY市警科学捜査部長と女性警官が「棺と踊る者」と呼ばれる凄腕の殺し屋を追う。智力をつくして見出した意外な正体
連続女子学生誘拐犯は精神を病んだ16歳の“昆虫少年”なのか? 少年の無実を証明するため彼と逃走したサックスを追跡するライム
凄腕の殺し屋ゴーストが米国に潜入。やつが狙うのは10人の移民たち。ライムは移民の潜伏先を割り出し、殺し屋を捕らえられるか?
華麗なイリュージョンを駆使して恐ろしい殺人を重ねる“魔術師”にライムが挑む。04年度「このミス」2位を獲得した最高傑作!
単純な女子高生強姦未遂事件が、実は米国憲法の根底をゆるがす140年前の陰謀に結びついていた——大好評のライム・シリーズ
気鋭の宗教学者・釈徹宗と映画プロデューサーを経て“劇場型寺院”應典院の住職となった秋田光彦が映画の中の隠れた宗教性を語る。
刀匠だった養父が妻の不貞に逆上して打った邪剣。災いをなす剣の始末を遺言で託されたおれんは、邪剣を追い凄絶な闘いを繰り広げる。
新幹線で食べる海苔弁はなぜ美味いのか、かまぼこ板の美学、油揚げが人格者である理由とは。食を愉しみ、食を哲学する絶品エッセイ。
意志を強く持つより、まず行動! 数々の心理学研究に基づいたメソッドで、仕事も恋愛も上手くゆき、幸せな自分に変われる痛快作。
不倫、家族、平凡な日常――。神社に棲む「小さいおじさん」が導く三人の女性の転機を、瑞々しい筆致で描いた大型新人のデビュー作。
映画界に活気が戻りつつあります。映画は時代を映す鏡。新鮮な感覚の「面白映画」の魅力をとことんお伝えします!
一七八三年、天明大飢饉の日本とフランス革命前夜の欧州で、ほぼ同時に火山の大噴火が起きていた。不気味な一致は何を意味するのか。
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。