作品
熱狂的なファンを持つ白石一文氏による恋愛小説集。著者の生まれ故郷である福岡を舞台にして、究極の愛をつづります。全4篇を収録
四十有余年にわたり日本のポップミュージックの可能性の中心であり続けた故人。自死半年前に語った、その音楽的自分史のすべて
かつて中上健次が「路地」と呼んだ被差別部落。その出身者である著者が、日本全国に存在する路地を旅する異色のノンフィクション
「ないものねだりの高のぞみ」と定義する自らの性格について爽快に語る。印象的な紀行文や、淡々と喜びを語る直木賞受賞の言葉も
ウォール街の強欲資本主義の背景にはキリスト教がある。科学を装った金融工学も無根拠な信仰だ。金融恐慌の本質を説く経済の副読本
その寄せた眉根の「悲哀」が物語るものは? 興福寺建立から東大寺大仏までの天平の世に、「日本的なるもの」の源流を解き明かす
W杯目前に両足を相次ぎ襲ったアキレス腱断裂を始め、数々の試練に見舞われてきた「ラグビー界の至宝」は、なぜ走り続けられるのか
感染のしくみ、感染対策から情報処理、リスク管理まで、専門家28名の最新知見を盛り込み、ウイルスとの闘いの未来を見据える
政治や軍事には関わらず、織物、酒造、土木など殖産興業に本領を発揮。先端テクノロジーで古代国家の基盤を創った氏族の謎に迫る
父が秘めた生涯一度の恋、消えた女房が見せる奇妙な夢、深山に逃げ込んだ盗賊の顛末など今昔の境も夢現の境も自在な6つの物語
昭和天皇から本田美奈子、米原万里まで、幾多の病苦に遭遇しつつも「生」と「死」のはざまで神々しく生き抜こうとした人々の足跡を辿る
時に人生相談、時に激論、時に脱線しながら爆笑しつつも感涙&白熱の藤原読書ゼミを全公開。女子大生だけでなく全国民必読の1冊
シリーズ第4弾。オリンピックイヤー前年、真央は何を胸にリンクに上がっていたのか。若き女王の戦う姿と18歳の素顔がここにある
助手、女子大生、女子高生、そして妻。あらゆる女性から軽く扱われる現実。その中で生き延びる道を模索するツチヤ教授苦闘の軌跡
13世紀日本。収奪と貧窮の時代に、善人でいては生きのびられない衆生を救うため阿弥陀仏の信仰を深めた親鸞の思想の核心とは
きんぴら、おひたし、たらこ和えで軽~く1杯。お次はポテサラ? それとも水餃子? お手製つまみで気ままに家飲み、これぞ最高!!
日本近代美術の黎明期にオルガナイザーとして君臨した岡倉天心が自ら描いたという仏像画は果たして本物なのか? 表題作など5篇
なぜ食品に毒が入れられるのか? なぜ暴動や汚職事件が頻発するのか? 変貌し続ける巨大国家の今を最新の現地情報で解き明かす
酒、食、阿片、釣魚など、魅惑のテーマを精緻な文体で描き切った傑作短篇集が新装版でよみがえる。「玉、砕ける」など6篇を収録
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