作品
毎年命日近くに催される菜の花忌シンポジウム。親交があった人、作品を愛する人、様々な識者が語らう「司馬さん」。文庫オリジナル。
幕府と将軍が登場し、その幕府は鎌倉から室町へ。全体像がつかみにくい激動の「中世」を教養の達人がわかりやすく解きほぐす。
人口を制する者が世界を制してきた。ロンドン大学の気鋭の人口学者が人口の大変革期に当たる直近200年を叙述。全く新しい教養書。
香月の抑留体験の足跡を追いながら、シベリア・シリーズという壮大な絵巻物の意味を問い直した傑作。シリーズ全作品をカラー収録!
9.11、日韓WC、貧乏一人旅、サークル同期のあの子――青春の記憶はあらゆる所で飛び出して、あらぬ所へ誘いだす。連作短篇集。
短篇小説は、ひとつの世界のたくさんの切り口だ――各々全く違う設定で書かれながら、八つの世界がまとまったとき立ち上がるものは?
昼は腕の良い職人、裏の顔は「地獄への案内人」。女の敵は許さない、時代小説界のニューヒロイン・仕立屋お竜の剣技が冴える第三弾。
ホスト狩り、万引き犯、放火魔、大学病院理事長射殺。夜間犯罪発生率日本一・新宿署の「裏署長」が挑む難事件。人気シリーズ第3弾!
友人と出かけた帰り、ほろ酔いの清兵衛は何者かに殴られ、見知らぬ男の家で目を覚ます。翌日、倒れていた近くで遺体が見つかり……。
紅茶輸入業を営む一族の女社長が殺された。中国語メッセージの謎、神戸異人館の美しい邸宅、歴史ロマン。魅惑の平岩ミステリー。
ある夜、阿部和重の自宅に転がり込んだ瀕死の男。CIAケースオフィサー、作家、3歳児は新都・神町を目指す。破格のロードノベル。
2014年4月、米大統領オバマの神町訪問が迫る。秘術アヤメメソッドをめぐって暗躍する諜報機関。作家は世界を救えるか?
禿富鷹秋、絶体絶命。ヤクザも南米マフィアも手玉にとる神宮警察署の極悪刑事を最強の刺客が襲う。果たしてサバイバルできるか!?
「今さえよければ、自分さえよければ、それでいい」――。サル化が急速に進む現代社会でどう生きるべきか? ウチダ流・警世の書!
「恋の代わりに一句を得たあのとき、私は俳句という蔦に絡めとられた」。明晰にして情緒あふれる筆致で俳句の魅力に迫るエッセイ集。
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