作品
江戸市中の商家を荒しまわる“下女泥”の行方を追う木村忠吾だがうまくいかない。平蔵にせきたてられるのだが。「白と黒」他全三篇
『外国映画 ぼくの500本』に続き、現役最長老最高峰の評論家が選ぶ“これぞ二〇世紀の日本映画”三百本。星取り、ビデオ情報付
在日は戦前強制連行されてきた人々とその末裔だとする主張がある。が、一世の証言に丹念にあたれば、それが虚構にすぎないことが分る
野村、星野、落合、堀内……プロ野球を沸かせた名選手・名監督たちの性格と戦術は、ドラフトから新人時代を振り返ればよくわかる
9・11事件を境にわれわれは信じられるものを失った――。現代人の寄る辺なき喪失感と再生に向けた歩みを誠実な筆致で描く作品集
点数のとれる論文・必ず通る企画書はこう書け! 教授や上司や銀行にウンと言わせるコツを、抱腹絶倒の例題を満載しつつ伝授する
村の断崖の下から血まみれの死体が発見された。それは五日前の深夜、トラックで東京の住宅地の玄関先につっこんだ若い運転手だった。事故と殺人を結ぶものは? 「熱い空気」を併録。
妻の急逝に茫然自失、自殺を試みついに精神科に入院、ようやく回復するまでの嵐の日々を、元NHKお天気キャスターが率直に綴る
ガセネタも下ネタも、ついでにウラネッタも満載!! ロシア語同時通訳の第一人者が綴る、大マジメな国際会議の実に喜劇的な舞台裏
どんな荒れ地でも逞しく生きる雑草の生態に仮託し、逆境に生きた竹久夢ニ、漂泊の詩人井上井月、小泉八雲、モラエス等の生を描く
私たちがよく使う和製英語や外来語を掘り下げていけば、意外な事実が次々と飛び出し、知らないうちに英語に強くなって行きます
信託業法、信託法が、成立以来80年振りに見直される。古代ローマに遡る信託という制度が、どのように発展してきたか。信託の不易流行をさぐりながら、信託の有用性を解説する
江戸幕末を背景に宗教と日本人との関係を、出羽の小村から江戸に出てきた青年の目を通して見事に描き出した著者初めての時代小説
旅順陥落後、兵力を消耗した日本軍にロシア軍は攻勢をかけてきた。そして、日本海海戦の火蓋が切られ、大長篇は感動の完結を迎える
信長の野望は天下一の棟梁に託された。前代未聞の建築物、安土城を作った男達の葛藤と築城プロセスを描いた戦国版プロジェクトX
塾講師の傍ら、僕は教え子ヨシモクの名を騙ってバンドを募集した。ボーカルの中浜に自らの分身を見た瞬間、僕の中で物語が始まった
私生児として生まれた敏雄は女の幸せを犠牲にして育ててくれた母の夢を叶えるために生きようとした。母と少年の小さな大河ドラマ
秘剣術を知るがゆえに藩の陰謀に巻き込まれた男たちが、凄まじいまでの決闘に挑む。運命の悲哀に涙し、卓越した剣技描写に酔う
酒乱剣、女難剣、好色剣など剣士の技はいよいよ多彩になり、女達との官能的描写と共に息もつかせぬ展開に。「孤影抄」の姉妹篇
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