作品
「腹のことを考えない者は頭のことも考えぬ」との名言に導かれ、王侯の食卓からドン底の食事、はては人肉嗜食までの“食”の驚異を追い求め、表現し尽くした名著。(辻静雄)
隼、彗星、一式陸攻、月光など、太平洋戦争で活躍した軍用機にまつわる哀歓を綴る。「神々の翼」「雲からの生還」「死の誘導機」「生きている化石」「月光荘余聞」など。(高野昭)
メンチカツとハムカツはどちらが偉いか、おにぎりはナナメ食いに限る、究極のネコ缶を試食する、回転寿司は恐くない、激辛カレーに挑戦……抱腹絶倒の食べ物エッセイ。(沢野ひとし)
高校二年のけだるい夏休み、同級生の女の子が続いて死んだ。親しい子ではなかったけれど、こう次々と殺されては……。開高健氏絶賛の都会派ユーモア推理小説。(イーデス・ハンソン)
急病になった、水道が止まった、強盗に遭遇した……海外生活には危険がいっぱい。そんな時「とっさの一言」が英語で言えますか?
ユーロの登場は日本経済に厳しい試練を与えることになる。EUまでの欧州統合の葛藤の歴史をたどり、ユーロの現在をリポートする
西川きよしの新婚家庭に棲みついたアホの坂田。権力欲に燃えて婦人警官になった宮川花子。スッポンポンの鶴瓶……その他にも多勢
「人体や環境に石鹸は○で合成洗剤は×」というのには、実は何の根拠もない。それどころか石鹸の多用はより環境の悪化を招くのだ
作家、医師、軍人、画家など、斯界の名士たち二十三人の鮮やかにして人間味溢れる生き方。大岡昇平、向田邦子、硲伊之助、榊原仟等
幼児を殺した十九歳の少年の名前を敢えて書いた理由。加害者の生い立ちとこれからの人生を考えれば、これ以外の選択はありえない
記された人の名を墨で消すとき、その人の面影が鮮かに甦る。懐かしく温かな思い出の数々を端正な江戸前の語り口で綴る名エッセイ
軽井沢の四季のうつろいの中で紡がれる六篇の恋愛小説。華やかな避暑地で展開する哀しく儚い男女の心の揺れ動きを克明に描写する
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11歳の事故で首から下が麻痺するも、車いすと人工呼吸装置で見事ハーヴァード大学を卒業した著者と彼女を支えた母親の感動の手記
「スパイの金の使い方」から「大正天皇の恋歌」、「蛙の研究」まで。おなじみ丸谷才一さんの快刀乱麻、博覧強記、抱腹絶倒の名調子
父に疎まれ望郷の思いの中で病歿したヤマトタケル、政敵に追われた菅原道真、汚名を辞さず捨て石となった本多正純らの数奇な人生
「格闘技」という魅力的にしていいかげんな世界に心奪われてしまった男と女。リングにかける彼らの奇妙な情熱は、何に発するのか
日本スキー複合を引っ張ってきた男、荻原健司引退までのすべてを弟が綴る。輝かしい栄光の背後には何があったのか、今、明らかに!
カレー初心者から、一年365食以上カレーを食べるベテランカレーマニアまで超充実したカレーライフがおくれること間違いなし!
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