作品
京の老舗袋物問屋の隠居と知り合った空也は大和柳生へと同道する。新たな修行の場を得たと感じるが……。そして、最後の勝負が迫る!
姥捨の郷で空也を待つ霧子たち。しかし、空也は京で思いもよらぬ事態に遭遇していた。さらに薩摩に縁があるという武芸者の影が……。
空也は自らを狙う佐伯彦次郎の存在を知る。無用な戦いを避け、武者修行最後の地と定めた姥捨の郷を目指す空也に新たな刺客が――。
九州を離れ、空也が向かったのは長州藩萩城下。修行を続ける中、お家騒動にまきこまれるが――。新たなライバルも登場する七番勝負。
酒匂太郎兵衛との勝負で瀕死の重傷を負った空也は、異人外科医の手当てをうけるも意識が回復しない。江戸では磐音らが案じるが……。
長崎へと辿り着いた坂崎空也は、島巡りで出会った長崎会所の高木麻衣、奉行所の鵜飼寅吉と再会。西国での武者修行を続けるが……。
対馬にたどり着いた空也だが、朝鮮の剣術遣いとの対戦を断り、追跡をうける身となる。杣小屋では江戸弁を話す男と出会って……。
八代の湊を出た空也は五島列島の福江島へと辿り着く。島のめし屋でみかけた、しまと名乗る女が思惑ありげに近づいてくるのだが……。
人吉城下に戻った空也は、タイ捨流丸目道場に加わり、稽古に励む。山修行を思い立ち、平家の落人伝説が残る秘境へと向かうが……。
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