太郎に続いて、次郎、花子と次々に「神の子」が誕生する悠久寮。やがて16歳になった太郎は、京都へ“修学旅行”に赴くのだが……
芥川賞受賞の傑作『ゲルマニウムの夜』にはじまるシリーズ第7弾の登場です。特異な力を発揮し、集団内では既に父・朧(ろう)を超えて崇拝される太郎。そこに、妊娠できない身体だったはずの教子が朧の子を身籠り、百合香もまた精通のない太郎と交わり「非処女懐胎」して、次郎、花子が次々に誕生します。やがて花子をつれて京都へ「修学旅行」に出かけた太郎は、新京極で姉妹をナンパ。初めてのセックスでたちまち姉妹を籠絡し、悠久寮京都支部を設立させることに——。太郎がついに外界に出て「他者」を圧倒する本作は、シリーズ史上もっともスリリングな巻となりました。(II)
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