いまなお熱い”陰陽師”ブームの火付け役、夢枕獏の「陰陽師」シリーズ。作者のがん闘病による執筆休止期間を経て、復活後初のシリーズ最新刊。
兼家奇々掻痒 金木犀の夜 ちび不動 媚珠 梅道人 殺生石 哪吒太子 按察使大納言
1986年の連載開始から、37年続く「陰陽師」シリーズ。最新刊は、夢枕さんのがん闘病による執筆休止期間を挟んだ8篇が収録されています。今回は、「陰陽師」ではあまりやらないことをやったという夢枕さん。「小説を書く際、自分の気持ちというのはなんとなく自然に出てくるもので、それでいいと思っていた。でも、闘病中に死を意識したあと、もう少しストレートな思いを『陰陽師』でやっておこうと思った」。 そうして書かれたのが、復帰第一作の「梅道人」です。「梅道人」は雑誌掲載時にSNSで話題になりました。連載が続く長い年月の中で作者に変化があり、作品に反映されたその変化を読者の皆さんが感じ取って、話題にしてくださる。その流れに感動し、「陰陽師」シリーズが愛されていることを深く実感しました。 同じく「殺生石」には、夢枕さんの福島への思いが込められています。 ぜひ、「陰陽師」シリーズの“いま”を味わってください。
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