「政治嫌いの文学者」というイメージが強い小林秀雄。だが著作を丹念に読むと、政治、戦争への深い関心と洞察が。新しい小林像。
第一章 理論 理論と実践/言葉という難問/イデオロギー/理論の可能性/Ⅹへの手紙
第二章 歴史 歴史の方法/ドストエフスキーとその環境/ロシア革命の政治学/実践と現実
第三章 戦争 反省なんぞしない/事変の新しさ/黙って処する/文学者の戦争/マキアヴェリの政治学
第四章 自由 自由の概念/悲劇と自由/自由論としての「モオツァルト」
第五章 政治 「政治といふものは虫が好かない」/政治の組織化/民主主義と全体主義/ニヒリズムの政治学/政治とは
第六章 実践 『日本の思想』/丸山眞男の誤解/社会科学/『葉隠』と戦争/宮本武蔵の実用主義/プラグマティズム/美/プラグマティズムの社会科学へ
第七章 日本 戦後日本という問題/丸山眞男の「福沢諭吉の哲学」/小林秀雄の「福沢諭吉」/古学/二つの自由/気風/日本文化の歴史的個性/本居宣長/伝統と自由/小林秀雄の政治学
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