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第41回(2013年)泉鏡花文学賞

往古来今 磯﨑憲一郎

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2020年06月26日
ジャンル小説
コード1679047100000000000A
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『往古来今』(磯﨑憲一郎)
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第41回(2013年)泉鏡花文学賞

往古来今 磯﨑憲一郎

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2020年06月26日
ジャンル小説
コード1679047100000000000A

泉鏡花文学賞を受賞した傑作中篇集

泉鏡花文学賞を受賞した傑作中篇集。

語り手の「私」が、自分の子供のころの母親の思い出を語りだす。と思いきや、突然思い出を断ち切るように、二十歳ごろのうらぶれた京都旅行の話が始まる。線路で泣いている仔犬を救おうとした話、田舎の郵便局で働く巨漢の元力士、千年前の源平時代の領主の話、裸の大将・山下清の話、そして行き着くのは百年前にハワイに移民した日本人の話――自在に空間と時間を往来する、「私」を巡る五つの物語。

タイトルになった〈往古来今〉とは、「綿々と続く時間の流れ。また、昔から今まで」を表す中国の四字熟語。時空がなだらかに転調していくこれまでのスタイルを踏襲しながらも、新しい挑戦に挑んだ意欲作である。

解説・金井美恵子

著者

磯﨑 憲一郎

1965年生まれ。

2007年、『肝心の子供』で 文藝賞を受賞しデビュー。『終の住処』で芥川賞、『赤の他人の瓜二つ』で Bunkamura ドゥマゴ文学賞、『往古来今』で泉鏡花文学賞、『日本蒙味前史』で谷崎潤一郎賞を受賞。

他の著書に『眼と太陽』『世紀の発見』『電車道』『鳥獣戯画』『金太郎飴 磯崎憲一郎 エッセイ・対談・評論・インタビュー 2007-2019』などがある。

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