電子書籍

清原和博への告白 甲子園13本塁打の真実 鈴木忠平

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2019年07月10日
ジャンルノンフィクション
コード1679132200000000000V
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『清原和博への告白』(鈴木忠平)
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清原和博への告白 甲子園13本塁打の真実 鈴木忠平

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2019年07月10日
ジャンルノンフィクション
コード1679132200000000000V

あの怪物に本塁打を打たれた甲子園球児たち

PL学園時代の清原和博が甲子園で放った通算13本塁打は、今後破られることがないであろう不滅の記録だろう。この13本は、ただの記録として残っているわけではない。甲子園の怪物に出会い、打たれた球児たちは、あの瞬間の”記憶”とともに、その後の歳月を歩んできた――。
今年6月、清原和博は覚せい剤取締り法違反で有罪が確定した。甲子園歴史館からは清原和博の痕跡が消え、踏み入れてはいけない領域に手を染めてしまったヒーローの名前は世間の表舞台から消えていった。そんな中、甲子園で13本塁打を浴びたライバル全員が、30年以上の時を経て、あえて今、静かに口を開いた。これは、18歳の清原と49歳の清原への、打たれた者たちからの”30年越しの告白”である。13本のホームランが生んだ真実が、ここに蘇る。

PL学園時代の清原和博が甲子園で放った通算13本塁打は、今後破られることがないであろう不滅の記録と言えるでしょう。この13本は、ただの記録として残っているわけではありません。甲子園の怪物に出会い、打たれた者たちは、あの瞬間の”記憶”とともに、その後の歳月を歩んできました。
今年6月、清原和博は覚せい剤取締り法違反で有罪が確定しました。甲子園歴史館からは清原和博の痕跡が消え、踏み入れてはいけない領域に手を染めてしまったヒーローの名前は世間の表舞台から消えていきました。そんな中、甲子園で13本塁打を浴びたライバル全員が、30年以上の時を経て、あえて今、静かに口を開きました。これは、18歳の清原と49歳の清原へのメッセージであり、敗れた11人の男たちの”30年越しの告白”です。
カバーに掲載した金属バットは、1985年夏、決勝で2本のホームランを放ち甲子園の怪物を「伝説」にした現物です。13本のホームランが生んだ真実が、ここに蘇ります。

目次

空白の一球
封印された記憶
心の傷
怪物に挑んだ絆
痛みのないホームラン
最後のバッテリー
話さなかった白球
伝説の裏で分かれた明暗

「戦友たちへ」清原和博からの手紙
あとがき 清原和博が甲子園へ還った夏
解説 清原よ、あなたはひとりじゃない
中村順司(元PL学園監督)

担当編集者より

甲子園で、あのときの「怪物」清原と対戦した当時の球児たち。13本のホームランを打たれた11人を訪ねてインタビューした労作です。ある人はそれを財産に野球人生を歩み、ある人は野球とは別の人生を歩む。しかし、誰の棟にも、清原との対戦が人生の節目として大きく残っており、それだけの大きな存在だということが分かります。その清原は近年、さなざまな苦難に見舞われましたが、「清原、帰ってこい」と叫びたくなる一冊です。

著者

鈴木 忠平

1977年、千葉県生まれ。愛知県立熱田高校から名古屋外国語大学を卒業後、日刊スポーツ新聞社で中日、阪神などプロ野球担当記者を16年間経験して2016年に退社。2019年までNumber編集部に所属したのち、フリーのノンフィクション作家として活動する。2021年に刊行した『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』でミズノスポーツライター賞最優秀賞、大宅壮一ノンフィクション賞、講談社 本田靖春ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞を受賞した。その他の著書に『虚空の人 清原和博を巡る旅』『アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち』などがある。

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