「デフ・ヴォイス」シリーズで話題の著者による傑作長篇!
「居所不明児童」――親などに連れられ所在が分からなくなってしまう子どもたち。
近年社会問題となっている「闇」を通して、「親と子」の在り方を問う物語。
ある日、一人の少女が失踪した。
恋人・祥子の教え子で、父親に連れられて姿を消した小学4年生の紗智。
彼女を探すことになった二村直は、少女の背後に広がる「居所不明児童」、
虐待や棄児、援助交際など、社会の闇を知ることになる――。
自分自身の結婚への迷いや、親になることへの不安、そしてそれまで目を背けていた過去に対峙し、やがて直はある決断を迫られる。
家族とは何か、親になるとはどういうことか、を問う物語。
解説:大塚真祐子(書店員)
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