備中の港町・笠岡の宿に九歳から奉公する志鶴。薄幸な少女は、おかみに見守られ逞しく成長する。歴史小説の名手、初の人情話連作集。
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備中国南西部に位置する笠岡は、かつて引き潮を待つ船の寄港地として知られた港町。その笠岡で「潮待ち宿」と呼ばれる旅宿の一つ「真なべ屋」に、九歳のとき口減らしのために連れてこられた志鶴は、薄幸の美しいおかみ、伊都に実の娘のように可愛がられた。志鶴が十四歳になったある日、真なべ屋に目つきの鋭い客がやってきて――。幕末から明治初期を時代背景に、次々と起こる事件に立ち向かい凛々しく成長する少女の6つの物語。実在した人物を書く歴史小説のすぐれた書き手である著者が手がける、初の世話物です。
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