担当編集者より

『イノセント・デイズ』や『95』など、映像化作品も多い早見和真さんが放つ、長編ミステリーです。抜群の人気を誇る若き政治家と有能な秘書の“奇妙な関係”――彼らを取り巻く黒い闇に、新聞記者が迫ります。
小説における主人公の政治家・清家一郎を櫻井翔さんが、清家を長年支えている謎多き秘書を玉山鉄二さんが演じます。強い執念で謎を追う新聞記者役の水川あさみさんは、ドラマ版の主人公となります。人間というマトリョーシカの奥の奥には、何があるのか――。人間の闇、優しさ、儚さを詰め込んだ小説とドラマを愉しんでください。
早見さんは、謎多き政治家・清家一郎を描くにあたって、「櫻井翔さんをイメージして書いていた」とのこと。映像化に際し、それを櫻井さんが演じるとは！　そんな奇跡のコラボレーションで生まれた小説とドラマをぜひ楽しんでください。