単行本

第140回(2008年)直木三十五賞

悼む人 天童荒太

1,781 (税込)
発売日2008年11月28日
商品情報
書名(カナ) イタムヒト
ページ数 456ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2008年11月30日
ISBN 978-4-16-327640-3
Cコード 0093
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書店在庫
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第140回(2008年)直木三十五賞

悼む人 天童荒太

1,781 (税込)
発売日2008年11月28日
商品情報
書名(カナ) イタムヒト
ページ数 456ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2008年11月30日
ISBN 978-4-16-327640-3
Cコード 0093

善と悪、生と死が交錯する『永遠の仔』以来の感動巨篇!

全国を放浪し、死者を悼む旅を続ける坂築静人(さかつき・しずと)。彼を巡り、夫を殺した女、人間不信の雑誌記者、末期癌の母らのドラマが繰り広げられる

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担当編集者より

週刊誌記者・蒔野が北海道で出会った坂築静人(さかつき・しずと)は、新聞の死亡記事を見て、亡くなった人を亡くなった場所で「悼む」ために、全国を放浪している男だった。人を信じることが出来ない蒔野は、静人の化けの皮を剥(は)ごうと、彼の身辺を調べ始める。やがて静人は、夫殺しの罪を償い出所したばかりの奈義倖世と出会い、2人は行動を共にする。その頃、静人の母・巡子は末期癌を患い、静人の妹・美汐は別れた恋人の子供を身籠っていた——。静人を中心に、善と悪、愛と憎しみ、生と死が渦巻く人間たちのドラマが繰り広げられる。著者畢生(ひっせい)の傑作長篇がいよいよ登場です。(AK)

著者

天童 荒太

一九六〇年愛媛県松山市生まれ。八六年「白の家族」で野性時代新人文学賞を受賞。九三年『孤独の歌声』が日本推理サスペンス大賞優秀作となる。九六年『家族狩り』で山本周五郎賞、二〇〇〇年に『永遠の仔』で日本推理作家協会賞、〇九年に『悼む人』で直木賞受賞。一三年に『歓喜の仔』で毎日出版文化賞を受賞。ほか著作に『あふれた愛』、『包帯クラブ』、『静人日記』、『ペインレス』、画文集『あなたが想う本』(舟越桂と共著)、対談集『少年とアフリカ』(坂本龍一と共著)、荒井良二画の絵本『どーしたどーした』、新書『だから人間は滅びない』などがある。近著に『巡礼の家』。

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