探検家、36歳の憂鬱

1,375 (税込)
発売日2012年07月23日
商品情報
書名(カナ) タンケンカ サンジュウロクサイノユウウツ
ページ数 240ページ
判型・造本・装丁 四六判 軽装 軽装
初版奥付日 2012年07月20日
ISBN 978-4-16-375470-3
Cコード 0095

なぜ僕は自ら死に近づいていくのか

大宅賞作家による初の冒険エッセイ集。受賞作『空白の5マイル』の舞台となったチベット・ツアンポーや、今秋書籍化される『アグルーカの行方』の舞台、北極、その他これまで冒険してきた各地で感じたことと今につながる意識。また、雪崩に三度遭い、死の淵で味わった恐怖、富士登山ブームの考察、東日本大震災の被災地を訪ねて、など読者を様々な場所へ旅させます。赤裸々に語る、探険家として、死に自ら近づいていってしまう性やジレンマについては、胸に迫るものがあります。生と死について、読者それぞれの思いを抱くことでしょう。
冒頭の2作「探検家の憂鬱」と「スパイでも革命家でもなくて探検家になったわけ」で、角幡唯介さんの人となりも知ることができます。
最後に収められた「グッバイ・バルーン」では、朝日新聞の記者時代に取材した冒険家、神田道夫さんの生き様を、いま再び浮かび上がらせます。本書を読み終える頃には、「探検家、36歳の憂鬱」が何であるのか、腑に落ちるでしょう。そしてきっと「角幡唯介」に会いたくなるはずです。

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担当編集者より

「探検家、36歳」と言っても合コンではモテないらしい。このエッセイ集を読めば理由が分かる――というのは筆者の言い分だが、担当者に言わせれば、むしろ「絶対モテキ」なのである。赤裸々に語る探検家としての性やジレンマは、女心をくすぐる。本書を貫くテーマは、男性が憧れる(ハズの)ギリギリを行く生き方であるから、もちろん性を問わず面白く読んでいただけるだろう。「角幡唯介」の壮大なプロフィールと言えよう。(MF)

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