昭和天皇 第六部 聖断 福田和也

1,980 (税込)
発売日2012年08月08日
商品情報
書名(カナ) ショウワテンノウ ダイロクブ セイダン
ページ数 376ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2012年08月10日
ISBN 978-4-16-375520-5
Cコード 0095
試し読み
書店在庫

昭和天皇 第六部 聖断 福田和也

1,980 (税込)
発売日2012年08月08日
商品情報
書名(カナ) ショウワテンノウ ダイロクブ セイダン
ページ数 376ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2012年08月10日
ISBN 978-4-16-375520-5
Cコード 0095

昭和天皇とその時代を描く大河評伝第六部

昭和天皇とその生きた時代を丸ごと描き出す著者のライフワーク第六部。本巻は、昭和16年の真珠湾攻撃から、昭和20年の終戦までを扱う。緒戦の快進撃もあえなく、ミッドウェー海戦、ガダルカナル、サイパン陥落、マリアナ沖海戦……と戦況は悪化の一途を辿る。軍神山本五十六を失った日本軍は、ついに無謀な特攻作戦に突き進んでいく。一方、銃後では小学生たちが疎開を強いられ、文学者や芸人たちは仕事の場を狭められていった。そして、東京大空襲、戦艦大和沈没、同盟国イタリア・ドイツの降伏、硫黄島玉砕、沖縄戦……ついに帝国の命運が尽きる日が近づいてきた。広島・長崎の原爆投下、そして「聖断」はいかに下されたのか。
昭和天皇が戦争終結に向け、自らの退位も視野に入れ軍部の説得にあたった過程が、近年さまざまな資料によって明らかになってきた。その成果を駆使しながら、著者は文芸評論家ならではのビビッドな筆で、裕仁その人の苦悩を鮮やかに描き出す。あの戦争は何だったのかを振り返るのに格好の一冊。
登場するのは、東條英機、源田実、辻政信、嶋田繁太郎、小磯国昭、山下奉文、大西瀧次郎、木戸幸一、近衛文麿、中野正剛、獅子文六、川口松太郎、武田泰淳、伊藤整、山田風太郎、無着成恭、ミヤコ蝶々、古川ロッパ、杉村春子、志ん生、スターリン、チャーチル、ルーズベルト、ヒットラー、ムッソリーニ、ボース、キャパなど数十人以上。

担当編集者より

今年も8月15日がめぐってきます。昭和天皇が戦争終結に向け、自らの退位も視野に入れ軍部の説得にあたった過程が、近年さまざまな資料によって明らかになってきました。その成果を駆使しながら、福田和也氏は文芸評論家ならではのビビッドな筆で、裕仁その人の苦悩を鮮やかに描き出します。あの戦争は何だったのかを振り返るのに格好の1冊。(MJ)

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。

メディア関係者・図書館の皆様

表紙画像のダウンロード

ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。

雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。

書店在庫
2024 文春文庫 秋100ベストセレクション 吉永南央「紅雲町珈琲屋こよみシリーズ」特設サイト 阿部智里「八咫烏シリーズ」特設サイト 文春文庫は50年を迎えました! 特設サイト 佐伯泰英特設サイト 米国を代表する作家、スティーヴン・キングの特設サイト