#台所のあるところ 原田ひ香

1,980 (税込)
発売日2026年05月13日
ジャンル小説
商品情報
書名(かな) だいどころのあるところ
ページ数 304ページ
判型・造本・装丁 四六判 軽装 並製カバー装
初版奥付日 2026年05月15日
ISBN 978-4-16-392099-3
Cコード 0093
書店在庫
ネット書店で購入
『#台所のあるところ』(原田ひ香)

#台所のあるところ 原田ひ香

1,980 (税込)
発売日2026年05月13日
ジャンル小説
商品情報
書名(かな) だいどころのあるところ
ページ数 304ページ
判型・造本・装丁 四六判 軽装 並製カバー装
初版奥付日 2026年05月15日
ISBN 978-4-16-392099-3
Cコード 0093

6つの台所をめぐる「わたし」の物語。

『三千円の使いかた』の著者が贈る、
ちょっぴりほろ苦く、じんわり心に沁みこむ「暮らし」をめぐる物語。

◇◇◇
 2人の子供が巣立ち、定年を迎えた夫は長年望んでいた仕事のため海外へ。広い家にひとり残された主婦は、15年前、越してきた日に購入を諦めたステンレス製の両開き大型冷蔵庫を迎え入れるべく、家電量販店を目指す。今度こそ、自分が本当に欲しい冷蔵庫を手に入れるため……。(ままならないキッチン、ままならない人生)

 昔から「内藤」と「鈴木」姓の人間しか住まず、たがいに反目し合い、口すら利かない風習の島に嫁いだ女性を待ち受けていた運命は?(冷凍庫冷蔵庫合わせて五台)

 食べ盛りで生意気な4人の子供を育てるシングルマザーの台所には、常に油をなみなみ張った中華鍋が鎮座している。(毎日、揚げ物)

……世代も境遇もバラバラの5人の女性たちの前には、30分の深夜ドラマ「台所のあるところ」があった。

目次

ままならないキッチン、ままならない人生
半殺し
冷凍庫冷蔵庫合わせて五台
毎日、揚げもの
犬のご飯、私のご飯
鎌倉の家

#台所のあるところ

担当編集者より

この1年で冷蔵庫が2度、変わりました。壊れたのではありません。
1度目は実家を出たから、2度目は二人暮らしをやめ、一人暮らしを始めたからです。
電器屋さんであれこれ言いながら選び、折半で買った冷蔵庫は大きくて、たくさん詰めてもまだゆとりがあることにいつも安らぎを感じていました。お気に入りだったはずなのに、今はもう、色すら思い出せません。
一人で決めた次の冷蔵庫は小さくなり、長ネギを買うと扉に押されて曲がってしまうけれど、隅から隅まで好きなもので満たすことのできる特別な空間です。マットホワイトで、旅先で買ったマグネットを自由に貼っています。
〈今、自分が一番欲しくて必要な冷蔵庫を、自分の気持ちのまま、選ぼうと思った〉
いただいた原稿を拝読し、ハッと胸を衝かれた一節です。
作中に登場するのはみな、「誰かと生きること」をがんばるうちに自分の気持ちを忘れてしまった女性。心の赴くまま作り、食べ、生きる。当たり前だからこそ見失いがちなことを取り戻すため、彼女たちはいかにして再び歩き出すのか。ぜひ見届けてください。
私は今日も大好きな冷蔵庫を開け、懲りずに長ネギを詰めようと思います。

著者

原田 ひ香

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