| 書名(かな) | いんげん |
|---|---|
| ページ数 | 320ページ |
| 判型・造本・装丁 | 四六判 上製 上製カバー装 |
| 初版奥付日 | 2026年09月30日 |
| ISBN | 978-4-16-392148-8 |
| Cコード | 0093 |
寺の門前に捨てられ、自らの名前以外、何も持たなかった孤児。
すべてを諦めてきた彼の目の前にあらわれたのは、
日本中の注目を集める高僧だった――。
鎖国時代に明から来日し、隠元豆、木魚、煎茶、椅子などさまざまな文物を伝えた隠元禅師。
仏教界のみならず、庶民たちの間にまで一大ムーブメントを巻き起こし、禁裏と幕府の双方から厚い帰依を受けるが、それゆえに時代の渦のなかにも巻き込まれていく。
江戸からの圧力に不満をためる公家たち。帝と、時の権力者の諍い。それの影響としてあらわれる理不尽……
我欲にまみれた人の世で、異国の僧が日本に示した献身の理由とは。
誰もが知る高僧のとらえがたき実像を、
彼を慕う寺男・快鳳の目から描く傑作歴史長編!



直木賞作家・澤田瞳子さんの最新傑作歴史小説『隠元』。
主人公は長崎・福済寺の門前に捨てられ、自らの名前以外何も持たなかった孤児。彼の前に現れたのが、日本中の注目を集める渡来僧・隠元禅師でした。近くて遠い二人の師弟関係の行く末を描きながら、激動の時代を生きた人々の姿を丹念に描いた感動作です。
作品へのこだわりや長崎取材時のエピソード、江戸時代前期ならではのの時代特性、そして隠元ブームはなぜ起きたのか――歴史小説の名手である澤田さんが、本作の背景を語ってくれました。
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