新書

陸軍作戦部長 田中新一 なぜ参謀は対米開戦を叫んだのか? 川田稔

1,210 (税込)
発売日2025年01月17日
商品情報
書名(カナ) リクグンサクセンブチョウタナカシンイチ ナゼサンボウハタイベイカイセンヲサケンダノカ
ページ数 288ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2025年01月20日
ISBN 978-4-16-661482-0
Cコード 0295
書店在庫
ネット書店で購入
『陸軍作戦部長 田中新一』(川田稔)
新書

陸軍作戦部長 田中新一 なぜ参謀は対米開戦を叫んだのか? 川田稔

1,210 (税込)
発売日2025年01月17日
商品情報
書名(カナ) リクグンサクセンブチョウタナカシンイチ ナゼサンボウハタイベイカイセンヲサケンダノカ
ページ数 288ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2025年01月20日
ISBN 978-4-16-661482-0
Cコード 0295

対米戦争を決した男は何を考えていたのか?

田中は陸軍の中でも最も強硬に日米開戦を主張した人物です。参謀本部作戦部長という重要なポジションにあって、作戦立案の中心を担った田中は、国策決定上、大きな発言力を持ちました。
なぜ圧倒的な国力差のあるアメリカと戦わなければならないか。実はかなり開戦のギリギリまで、日本は、なんとかアメリカとは戦わない方法はないか、と検討を重ねています。しかし、田中は早くからアメリカとの戦争を決意していました。
現代の眼からは田中が唱えた「日米開戦すべし(そしてソ連も)」との主張は理解しがたいでしょう。しかも田中は同時にソ連とも戦うべきだ、と主張します。無理に決まっています(実際、陸軍も無理だと判断しました)。しかし田中は陸軍の頭脳ともいうべき参謀本部の、しかも作戦担当のトップだったのです。彼の対米開戦論は、参謀本部に結集した情報に基づき、彼なりのロジックで組み立てられたものでした。その論理とは何だったのか。この本は、それを考えるための本です。
参謀は、いかに勝利への答えが出ない状況でも、何か無理やりにでも、「これなら勝てる(可能性がないわけではないかも)」みたいなプランを出し続けなくてはなりません。田中はその仕事にきわめて精力的に取り組みました(その結果、日本を敗戦に導きます)。
戦争の途中で、田中は軍務局長の佐藤賢了をぶん殴り、東条英機首相に「馬鹿者共」を罵声を投げつけて、ビルマに飛ばされてしまいますが、田中がいなくなると陸軍にはもう、「これなら勝てる(以下略)」を絞り出せる人はいなくなってしまいます。そのあと2年半くらい、日本はずるずると犠牲を出し続けて、負けます。そういう本です。是非ご一読を。

著者

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。

メディア関係者・図書館の皆様

表紙画像のダウンロード

雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。

書店在庫
ネット書店で購入
吉永南央「紅雲町珈琲屋こよみシリーズ」特設サイト 2024 文春文庫 秋100ベストセレクション 佐伯泰英特設サイト 阿部智里「八咫烏シリーズ」特設サイト 文春文庫は50年を迎えました! 特設サイト 米国を代表する作家、スティーヴン・キングの特設サイト