書名(カナ) | アジアノナカノニホン シバリョウタロウタイワセンシュウ キュウ |
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ページ数 | 336ページ |
判型・造本・装丁 | 文庫判 |
初版奥付日 | 2006年11月10日 |
ISBN | 978-4-16-766329-2 |
Cコード | 0195 |
中華文明の中心に対してもさることながら、モンゴルから発して文明周縁により深い興味を抱く司馬遼太郎は、ベトナム、福建、西域、台湾をよく見ようとした。周縁好みはヨーロッパ文明にもおよんで、スコットランド、アイルランド、バスク、ポルトガルを旅させ、アメリカをヨーロッパの周縁として観察させた。残る宿題はマジャール人のハンガリーのみであった。韓国も中華文明の周縁として興味の対象ではあったものの、その「民族主義」による声高な正邪論の照射力に疲れたか、やや冷淡であった(解説・解題 関川夏央より)。
普遍的な思想より技術にはしる日本的特質を見、他のアジア諸国と比較しつつ近代の展開を考える5人との白熱の対話。
目次
日本人の異国交際 桑原武夫
中国を考える 陳舜臣
近代における中国と日本の明暗
日本の侵略と大陸の荒廃
モンゴル、「文明」と「文化」のいま 開高健
歴史の交差路にて 陳舜臣 金達寿
風土と習俗
近代への足どり
韓国、そして日本 李御寧
「絶対」という観念のない風土で書く 解説・解題 関川夏央
目次
日本人の異国交際 桑原武夫
中国を考える 陳舜臣
近代における中国と日本の明暗
日本の侵略と大陸の荒廃
モンゴル、「文明」と「文化」のいま 開高健
歴史の交差路にて 陳舜臣 金達寿
風土と習俗
近代への足どり
韓国、そして日本 李御寧
「絶対」という観念のない風土で書く 解説・解題 関川夏央
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