ひとたび眠りにつくと目を覚まさなくなる「オーロラ病」に罹った女たち。目覚めたのは、廃墟のような異世界だった。年齢も仕事も生活水準も違い、接点のなかった彼女たちは、生き延びるために結託する。一方、女たちの肉体が眠り続ける現実世界では、男たちの恐怖と不安が渦巻いていた。女たちの体を焼いてしまおうとする者も出てきて……。キング親子によるパンデミック・ホラー長編は衝撃の結末へ。
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“恐怖の帝王”S・キングと、その息子O・キングによるホラー群像劇が、文庫になって登場です。上下巻で合計1000ページ以上の超大作なのですが、あっという間に読めてしまうのがキング作品の魅力。今回も「女性だけが罹患する奇病」を中心に、恐怖と緊張を徐々に高めていく構成が巧みです。一度眠りにつくと目を覚まさなくなる「オーロラ病」に罹り、次々と倒れていく女たちと、取り残される男たち。キング作品特有の世界観に浸りつつ、未知なるパンデミックを通して描いた「男女の分断」にも注目してみてください。(担当KK)
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