ほかげ橋夕景 山本一力

957 (税込)
発売日2023年06月07日
ジャンル歴史・時代小説
商品情報
書名(カナ) ホカゲバシユウケイ
ページ数 400ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2023年06月10日
ISBN 978-4-16-792056-2
Cコード 0193
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ほかげ橋夕景 山本一力

957 (税込)
発売日2023年06月07日
ジャンル歴史・時代小説
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書名(カナ) ホカゲバシユウケイ
ページ数 400ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2023年06月10日
ISBN 978-4-16-792056-2
Cコード 0193

親子の絆に、恩人の情……胸がじんわりと温かくなる8篇

大工として生計を立てる傳次郎は、娘のおすみと二人で暮らしている。おすみの祝言が決まった途端、傳次郎はそっけない態度をとるようになり……。不器用な父と娘の情を描いた表題作や、晩年の清水の次郎長を主人公にした「言えねえずら」、子どもの小さな悪事に慌てながらも、向き合おうとする父親の視線があたたかい「泣き笑い」など。まっすぐにしか生きられない、心優しい人々を描いた人情小説全8篇。(解説・長宗我部友親)

担当編集者より

「山本一力の作品には悪人があまり登場しない」――解説で長宗我部友親氏が書いているように、本作の登場人物は全員まっすぐな性格で、やさしい心の持ち主です。そして、不器用でもあります(その結果ちょっとしたすれ違いや諍いが生じてしまうのですが)。中でも私が好きなのは「泣き笑い」という短篇。子どもの小さな悪事に慌てて思い悩む夫婦を描いていて、その様子が何ともあたたかい。ギスギスした空気を感じる現代にこそ読みたくなるような、とびっきりの八篇を収録しています。(担当KK)

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