書名(カナ) | ニホンジントニホンビョウニツイテ |
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ページ数 | 256ページ |
判型・造本・装丁 | 文庫判 |
初版奥付日 | 2015年02月20日 |
ISBN | 978-4-16-813040-3 |
Cコード | 0195 |
「われわれ日本人は軍人が純粋であったことを忘れてはならないんですよ。
純粋な正義漢たちに国を任せた結果、どうなったのかということをね」
日本ではなぜ会議ばかり開かれるのか。
日本ではなぜ自民党が支持され続けるのか。
太平洋戦争でなぜ日本は惨敗したのか。
今も変わらず、形を変えて現れ続ける「日本病」。
いったい、その根っこには何があるのか。
『「空気」の研究』で日本人を覆う「空気」を鋭く指摘した歴史学者と、
日本人は精神分裂的である、と断じる精神分析学者による白熱の日本人論。
近代日本国家の構造的欠陥と病理をあぶり出し、「病い」克服の道を探る。
唯一神と血縁
教えて治に至る
規範なき社会
明治体制の自己矛盾
純粋信仰
組織と共同体
赤ん坊普遍主義
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