妻と私・幼年時代

1,540 (税込)
発売日2024年02月06日
ジャンル随筆・エッセイ
商品情報
書名(カナ) ツマトワタシヨウネンジダイ
ページ数 256ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2024年02月10日
ISBN 978-4-16-813108-0
Cコード 0195

保守の真髄を体現した言論人、最晩年の名作を復刊!

没後25年 名著復刊

慶子、君はやっぱりここにいたじゃないか、
ずっとぼくと一緒にいてくれたじゃないか

日本中を涙で濡らした愛妻看取りの記がいま甦える!

四十年以上連れ添った妻に下った末期癌の診断。告知しないと決め、夫・江藤淳は渾身の看護を続ける。視力の衰え、呼吸困難など病状は進み、診断から約九ヶ月後に臨終を迎えた。自身も重篤な病に冒されるが、気力を振り絞って夫婦最期の日々を記した手記「妻と私」は翌春雑誌に発表され、大きな話題を呼んだ。が、同年夏の雷雨の日、あまりにも有名な遺書をのこし自裁。絶筆となった「幼年時代」、石原慎太郎ら同時代人の追悼文も採録。解説・與那覇潤

目次:
妻と私
幼年時代
追悼
 江藤淳氏を悼む      福田和也  
 江藤淳記         吉本隆明  
 さらば、友よ、江藤よ!  石原慎太郎 
江藤淳年譜         武藤康史編 
解説 批評家の最後の闘争  與那覇潤 

江藤 淳(えとう じゅん)
1932年、東京生まれ。文藝評論家。慶應義塾大学文学部英文科卒。在学中の56年に『夏目漱石』を上梓。58年に『奴隷の思想を排す』、59年に『作家は行動する』を発表し、評論家としての地位を確立する。『小林秀雄』『成熟と喪失』『近代以前』などの文藝批評のみならず、『海舟余波』『漱石とその時代』などの評伝、『海は甦える』などの史伝も執筆し、『一九四六年憲法——その拘束』『閉された言語空間』など、米国が作った戦後憲法や日本の言説空間を鋭く批判する仕事も続けた。99年没。

目次

目次:
妻と私
幼年時代
追悼
 江藤淳氏を悼む      福田和也  
 江藤淳記         吉本隆明  
 さらば、友よ、江藤よ!  石原慎太郎 
江藤淳年譜         武藤康史編 
解説 批評家の最後の闘争  與那覇潤  

担当編集者より

きわめて私的な話ですが、文庫担当者の亡父は昭和ヒトケタ生まれで、同世代の江藤淳氏は大スターでした。「江藤淳はこう言っている」が口癖でした。愛妻看取りの記「妻と私」で描かれている慶子夫人の葬儀の時、当時新米社員だった私は、お手伝いに行きました。翌年に自裁されましたが、今回復刻を担当し、享年六十六という若さにあらためて驚愕しました。数年前、父の棺に、愛蔵していたデビュー作『夏目漱石』を入れて送り出しました。小説を殆ど読まない父の書斎に「夏目漱石全集」が揃っていたのは、間違いなく、氏の影響でしょう。大切な人を亡くすことの癒えぬ痛みがこの上なく誠実に記された名エッセイが、今回の復刊で、往年のファンのみならず、若い読者の目にも触れることを願ってやみません。

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1,540 (税込)
発売日2024年02月06日
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書名(カナ) ツマトワタシヨウネンジダイ
ページ数 256ページ
判型・造本・装丁 文庫判
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