作品
古今東西の偉人、文人、哲学者から市井の人々まで、悩みをめぐる文献を渉猟し、悩んでみた。深くて軽く、重くも笑える稀代の一冊。
不世出の批評家、小林秀雄が語りながら考え、書きながら生きた美の問題。その現場に降り立つように丁寧に紡ぎ直される長編評論。
小林秀雄や保田與重郎を畏れさせ、多くの知識人に多大な影響を与えた破格の人物の核心に迫り、近代日本を貫く精神を明らかにする。
「政治と文学」というテーマで、常に語られてきた戦後思想。今世紀を生きる我々に有効な思考とは? 気鋭の批評家による画期的論考!
小林秀雄はなぜこれほど社会に衝撃を与えたのか? 過去を語ることによって未来を創出したからだ。日本最高の批評家の秘密に迫る。
2014年も電子書籍の市場は大きく拡大しました。文藝春秋の電子書籍も大きく売上げを伸ばした1年でした。それでは一体どんな本が読まれているのでしょうか?
俗論に流されず、貫き通した持論とは。小泉信三、田中美知太郎から石原慎太郎まで、碩学十三人が一石を投じた「常識」の集大成!
文春文庫から電子書籍化されている作品から、時代、ジャンルをこえて魅力的な作品100冊を選び『文春文庫 電子書籍ベスト100』を制作しました。
その近くで活動を見つめた者だけが知る「日本の知性」の真実――小林秀雄の思想と人物を考える上で必読の、側近による回想録が復刊。
石川啄木や江戸川乱歩、遠藤周作から高橋克彦、浅田次郎、林真理子まで。文士劇の歴史と魅力が一望できる画期的なアンソロジー。
小林秀雄、舟橋聖一、井伏鱒二など縁の深い作家や親族が織り上げる菊池寛の様々な素顔。生誕125年を記念して「幻の書」が復刊!
現代知識人の盲点を鋭くついた歴史的名講演「信ずることと知ること」ほかの講演を収録、「知の巨人」の到達点を知るシリーズ第三弾。
名門にうまれ、女性として初めて能舞台に立ち、各地に巡礼の旅に赴いた。そして一流の文化人と交流した。膨大な仕事の軌跡を辿る
恋多き人、敏腕編集者、一途な小説修業――多彩な顔を持つ宇野千代。戦争体験を経て生の讃歌を強靭な文章でうたいあげた大庭みな子
ローマ帝国は危機に陥るたびに挽回した。では、今のこの国になにが一番必要なのか。「文藝春秋」の看板連載がついに新書化なる
「地獄は続いている。しかし、今のほうが良く生きているとも思う」病に倒れてなお創造的に生きるとは——「巨人」の壮絶な闘病ドキュメント
骨董の美は、日々使い込み、触ることによって見えてくる——。白洲正子譲りの美意識で選んだ、古伊万里、李朝白磁、古信楽など
2006年春に解体された御茶ノ水のシンボル・文化学院旧館校舎。この「大正時代の落とし子」をコダクローム64フィルムにとどめた写真集
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