作品
新選組局長、芹沢鴨はなぜ殺されたのか? 京都・島原の女たちは、愛する男を守るため、剣を持たずに血の雨の中に飛び込んで行く
随筆『耳袋』の著者で南町奉行の根岸肥前守鎮衛が、江戸に起きる奇怪な事件の謎を次々と解き明かす人気時代小説シリーズ最初の事件
「麝香ねずみ」と呼ばれる悪の一味に蝕まれた長崎の街に、江戸からきた男、奉行所与力・伊立重蔵が立ち向かう。新シリーズ第1弾
絵双紙本屋の紀の字屋を譲られた浪人・清七郎は、人助けのために江戸の絵地図を刊行しようと思い立つ。人情味あふれる新シリーズ
大地震の被害を乗り越えた信太郎。しかし、美濃屋の総領として乗り越えなければならぬ大きな問題を抱えていた。感動のシリーズ完結篇
重臣を誅殺した光圀公は翌日1人の奥女中を召しだした。この際、御家の禍根を断つべし——小城藩藩主への1通の書状の真意は
商家から武家へ、大名の姫から芸者へ、そして異人の妻へ——。維新の風に翻弄されながらも運命に従い奮闘する女たちを描く短篇集
琉球王のマブイを求めて伝説の島・みみらくへ。琉球へ肩入れする花のお江戸のお気楽4人組が薩摩・幕府を向こうに回して大活躍!
自他ともに認める時代小説好きの3人が「はじめて時代小説にめざめた一作」「いろいろ読んできて、現在、最高と思う作品」を厳選
旗本の光一郎は、友が盛岡・弘前両藩の確執に絡み、不穏な計画を立てていることを知る。主への忠義と己の信義を貫く武士の姿を描く
秀吉に関わった荒木村重、蒲生氏郷、石田三成等14人の野心溢れる男達の姿を余すところなく、書き尽くした珠玉の歴史短篇小説集
江戸で相次ぐ謎の商人殺し。まるでそうせずにはおれないように人を殺め続ける下手人は果して誰なのか。若き周乃介が事件を追う
「藝術は短く、貧乏は長し」とうそぶき、莫大な借金に追われながら、700篇に及ぶ小説・雑文を書き、彼は悠然と人生を駆け抜けた
足利時代、近江の国湖北の寒村が隣村から土地を巡る争いを仕掛けられた。村人は裁判に訴えんと京にのぼり、権門の間を奔走するが
江戸に生きる貧しい職人夫婦が、支えあいながら夢にむかってひた走る。人の幸せとは何か。オール讀物新人賞受賞作を含む力作五篇
京から江戸に下った豆腐職人・永吉と妻おふみ、そして子供たち。親子二代の有為転変にかけがえのない家族の絆を描いた直木賞受賞作
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