10月28日(土)発売の小説『ふたご』の売行きが当初の予想を大幅に上回り、重版を決定。累計発行部数は10万部となりました。
人気グループSEKAI NO OWARIのSaoriこと藤崎彩織さんが構想から5年の歳月をかけて書いた初の小説『ふたご』は、主人公・夏子と、やがてバンドを組むことになる先輩・月島をめぐる、瑞々しい青春小説。初版5万部でスタートしましたが、週末の売行きが全国的に好調で、週明けの昨日2刷5万部を決定しました。
特設サイトには、幅広い世代から、感想が続々と寄せられています。一部を抜粋してご紹介します。
「読んでいて苦しくなる部分もありましたが、それでも次のページをめくらずにはいられませんでした。この本を読んで、諦めないことの大切さを学ぶことができたと思います」(12歳 女性)
「何冊も本を読んだことがありますが、『ふたご』を読んで初めて本を読んで泣きました」(16歳 女性)
「300ページ強もある本を1日で読んだ自分に驚きました」(17歳 女性)
「『お前は自分の夢に向かって進んでいるのか? 進んでいるフリはしていないか?』と問いかけられているようで、また明日も頑張ろうと思わせて貰えました」(18歳 女性)
「彩織さんには、2作目そして3作目と是非描き続けて欲しい。そう思うのは僕だけであろうか?」(25歳 男性)
「小説を読んだあとに、こんなに言葉にならない感情を抱いたのは初めてでした。それは『切ない』でもなく『悲しい』でもない感情なのです。友達・家族・恋人……などのどれにも当てはまらない大切な人を大切にする事の苦しさがひしひしと伝わってきました」(28歳 女性)
「気がつくと目頭が熱くなってました。中学時代は自分と重なる部分があり、自分にもこんな幼馴染みがいたらどんなに良かったかとものすごく感じました。とても苦しかった高校時代を経験し、生きることを諦めずにいてくれたことにありがとうと言いたいです。長い年月での執筆、ほんとに、お疲れ様でした」(40歳 女性)
「一気に読みました。好かれよう 好かれなきゃ そんな自分に涙が出ました。人の目を気にして、褒められる為に頑張って来た自分に」(50歳 女性)
「あの時代に“ふたご”と呼べるような女性がいたら、私の人生は変わっていたのだろうなあと思いながら、最後まで耽読しました」(54歳 男性)
藤崎彩織(SEKAI NO OWARI)プロフィール
SEKAI NO OWARIでピアノ演奏とライブ演出を担当。研ぎ澄まされた感性を最大限に生かした演奏はデビュー以来絶大な支持を得ている。雑誌「文學界」でエッセイ「読書間奏文」を連載しており、その文筆活動にも注目が集まっている。
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