読書好きの高校生が全国から集って「自分たちの直木賞」にふさわしい作品を選ぶ、高校生直木賞。この賞に参加していた高校生が、作家デビューを果たしました!
第3回京都文学賞中高生部門最優秀賞を受賞した高野知宙(ちひろ)さんは17歳。受賞作『闇に浮かぶ浄土』に加筆し、『ちとせ』と改題して祥伝社より刊行されました。
明治5年の京の街を舞台に、失明の恐れを抱えつつも一心に三味線を奏でる少女・ちとせを瑞々しく描き出します。その才能は、『塞王の楯』の著者・今村翔吾さんも「高校生が全力で挑んだ物語。熱量と輝きに圧倒された。新しい世代の登場に期待大」と称賛しています。
これからも高校生直木賞から、様々な才能が未来へ羽ばたいていくのが楽しみです。
記念すべき第10回のエントリーは2023年1月12日まで受付中。多くの高校生の参加をお待ちしています!
応募フォーム https://koukouseinaoki.com/join/index.html