「作品を語り合うとは、月を眺めること」「小説の奥ゆかしさの正体」――第8回高校生直木賞 参加生徒の声(2)

高校生直木賞

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「作品を語り合うとは、月を眺めること」「小説の奥ゆかしさの正体」――第8回高校生直木賞 参加生徒の声(2)

 2021年5月30日、第8回高校生直木賞の本選考会が開催されました。32校の代表者が全国からオンラインで集まり、伊吹有喜さんの『雲を紡ぐ』と加藤シゲアキさんの『オルタネート』の2作を受賞作として決定。高校生直木賞として初の2作同時授賞が決まりました。小説について熱く語り合った高校生たちの感想文を、3回にわけて掲載します。第2回は渋谷教育学園渋谷中学高等学校、麻布高等学校ほか、11校をご紹介します。

第一回 | 第二回 | 第三回

【第二回】

■渋谷教育学園渋谷中学高等学校(東京都)高野知宙「作品を語り合うとは、月を眺めること」

■麻布高等学校(東京都)飯尾天翔「小説の奥ゆかしさの正体」

■田園調布学園高等部(東京都)田口瑛美莉「読書とは何かを考えるきっかけに」

■国際基督教大学高等学校(東京都)籠谷悠里「高校生の直木賞の難しさと面白さ」

■都立国立高等学校(東京都)川島美桜「必ずしも一貫した一つのテーマがあるわけじゃない」

■横浜富士見丘学園高等学校(神奈川県)佐々木愛衣「高校生直木賞で得た2つのこと」

■向上高等学校(神奈川県)會澤さとみ「新しい本との向き合い方」

■横須賀学院高等学校(神奈川県)柏木愛美「選定基準がない難しさ」

■加藤学園暁秀高等学校(静岡県)駒走旬星「本を多角的に読む方法」

■藤枝明誠高等学校(静岡県)亀山朋美「今回の高校生直木賞の良かった点と改善すべき点」

■静岡県立磐田南高等学校(静岡県)栁岡菜々子「画面を介してなお、肌で感じる熱意」

雲を紡ぐ伊吹有喜

定価:1,925円(税込)発売日:2020年01月23日

少年と犬馳星周

定価:1,760円(税込)発売日:2020年05月15日


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