発売月を選択
夫と妻、親と子の結びつきとは? 薔薇園に暮す人々を通して、深く濃いかかわりを避ける今日の人と人の関係を問う表題作ほか四作
突然蒸発した夫を追った妻が探しあてたものは、旧友の裏切りと夫の死だった。様々な男女の愛と別れ、再会と死をつづる傑作短篇集
女は藪で蛇を踏んだ。蛇は女になり食事を作って待つ……。母性の眠りに魅かれつつも抵抗する女性の自立と孤独を描く芥川賞受賞作
吉林省好太王碑文に刻された広開土王、さらに中国史書に登場する倭の五王、讃、珍、済、興、武の驚くべき正体。小林古代史第七弾
結婚や教育、ファッション、グルメ、新興宗教などなど。軍国主義の幻想のヴィジョンのもと決戦下の市民生活はいかに営まれたのか
アメリカ映画界のみならず、世界で最も注目されている映画監督マーティン・スコセッシ。その全貌を浮き彫りにする多彩な証言集!
インパール作戦で無残な死を遂げた兄。その兄の名を記した日章旗が戦後五十年目の夏、偶然見つかった……。実話に基く随想と小説
一九四八年、李承晩の独裁政権成立に抗議し自由を求めて蜂起した島民の三分の一、八万人が虐殺された済州島の悲劇。待望の第四巻
紡績工場で働くキヨ子は二十歳で結婚。問題続出の夫とやがて女優になる娘たちを抱え、洋品店を切り盛りする。女の戦後ここにあり
さりげない日常生活の描写の中に浮び上る日米関係、人種問題、自然環境保全、アメリカ人気質など著者の体験が冴えるエッセイ集
恋愛と野球には、どんな策を弄してもよい――。金言どおりに年齢不問、職業多彩の男女が集った野球チームが快進撃。めざせ、草野球の王道を! 胸熱くなるユーモア長篇。(阿川佐和子)
「人が最もよくつく三大嘘」「科学史上最大のペテン師は」「ワシントン『桜の木』物語はつくり話」「ベーブ・ルースの隠し子」…古今東西百二十五の事例で読む「人はなぜ嘘が好きなのか」。
誰もが憎む女優が殺された。犯人は私じゃない。しかし、関係者にはそれぞれ見事な動機があって……。奔放華麗なミステリー集。表題作の他に「妖女狂演」など四篇収録。(伊藤玄二郎)
あわやの時にどこからともなく現われて人命を救う“ジム”と名乗る男。どうやって他人の危難を予知するのか? 動機は何なのか? 男の謎に魅かれる女性記者の探索。(宮部みゆき)
(上を参照)
思春期を迎えたノアは肉体的な成長が顕著で、発作が起こると両親にはコントロールできないことも多くなった。ノアを施設に託す時が迫りつつあるのか? 自閉症児ノアの記録、完結篇。
武州忍藩主・松平忠国は天を仰いだ。この軍備で黒船を追い払えるのか。混迷の幕政。無力な朝廷。新時代の扉を押し開く忠国、松陰、直弼らの奮闘を描く群像ロマン。(うつみ宮土理)
司馬遼太郎を同時代人としてもち、その作品をもぎたての果実として味わうことができたのはまさに天恵、と著者は語る。稀代の読書人が心血をそそいで書きあげた、最上の司馬文学案内!
姉・アマテラスの歓心を買おうと被虐的なまでの献身をくりかえすツキノオの悲劇を描く表題作ほか、古代神話世界を現代によみがえらせた「木花佐久夜毘売」など名作マンガ五篇収録。
罪を犯し、人別帳から除外された無宿者。自由を渇望する男達の逃亡と復讐を鮮やかに描いた連作時代短篇。「町の島帰り」「海嘯」「おのれの顔」「逃亡」「左の腕」他五篇収録。(中島誠)
時代の奔流にめまぐるしく揺れる人生の羅針盤。どの星を頼りに、信ずべき航路を見出したらよいのか……。宗教、暴力、マスコミの問題から折々の感懐まで、みずみずしく綴る随想集。
「古事記」は性書の古典である! 信長は狂っていた! 秀吉は大泥棒であった!——今までの歴史観がもち得なかった奔放自在の発想で、日本歴史の表裏を面白く語る“東光歴史談義”。
ホットドッグの正しい食べ方、いとしい豚肉生姜焼き、懐かしの魚肉ソーセージ、コンニャクの不気味、バッテラ大好き……今回はナマズのフルコースにも挑戦してみました。(高島俊男)
美しい姉といつも脇役の妹。だが結婚後、立場は逆転してしまう。姉妹の心の葛藤と家族愛をテーマにした表題作ほかを収録。
人の九十パーセントが病院で死んでいる。その末期医療のなんと粗末なことか——医師のこの痛切な反省が、日本にホスピスの理念をもたらした。生と死の核心に迫る心の書。(永六輔)
大阪中のヤクザが政治家をも巻き込んで探している“物”とは何なのか。事件に巻き込まれた元ボクサーの釘師・酒井は、恩人の失踪を機に立ち上がった。長篇ハードボイルド。(酒井弘樹)
南の島に住む少年ティオが出会う人々との不思議な出来事を中心に、つつましさのなかにも精神的な豊かさに溢れた島の暮らしを爽やかに描く連作短篇集。小学館文学賞受賞作。(神沢利子)
傑作ミステリー「幽霊シリーズ」から四編をコミック化。ご存じ宇野警部と夕子の活躍・名推理を繊細なタッチで描いた大満足の一冊
何も演奏せず、何も歌わないのに、賞賛の拍手を独占する男――それが“偉大なる指揮者”だ。二十世紀の巨匠神話を解剖する問題作
外国人として初めて禁止地域にも足を踏み入れ、話題のピリ・レイス地図や古代のピラミッド、驚くべき遺物の数々の取材に成功した