作品
床屋で次々と首無し死体が見つかり、霊岸島ではろくろ首の噂が。「この騒動は続く」予感的中の南町奉行根岸肥前守が謎解きに挑む。
とある神社で殺しが起きた晩、神社の狛犬が別の犬の像に置き換わった。「犬神の家」と噂される武家屋敷との関わりに南町奉行が迫る。
火事が多発する江戸。廻船問屋の宴に巨大な顔の怪かしが出現。一方で火を消して回る火消し婆も暗躍し、謎が謎よぶ火事騒動の顛末は?
浅草橋の海産物問屋で十人を超える大量殺人が発生。隣家の旗本も血まみれで昏倒。現場の屋敷の壁には「がしゃどくろ」の血文字が。
大身の旗本・山崎主税助の屋敷の池に妙な生き物が棲んでいるとか。謎を解く鍵は山崎家の備中の所領にある深泥沼にあるらしいのだが。
おみくじを引いたら大凶ばかり、墓からは死人が化けて出るし檀家は落ち目になる一方という深川の題経寺。その裏に隠された秘密とは?
不眠症が続く凶四郎の身辺に幽霊が出没する。幽霊をみて捕まった泥棒、治療すると、なぜか幽霊が出る鍼師!これらに関係はあるのか。
妻殺害の難事件は解決した。が、名奉行根岸の命により、不眠症がいまだ治らない凶四郎は江戸の夜を巡る。今度の魔物は一体何か?
殺された妻の事が原因で不眠症になった凶四郎。根岸の配慮で夜回り専門の同心に。夜の江戸は凶四郎を魅了する。江戸の闇は深い。
妻を殺された土久呂凶四郎は、不眠症に悩まされながらも夜専門の同心として夜な夜な町を巡回する。静かなはずの夜の江戸に蠢く者…。
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。