作品
当代最高峰との誉れ高い「京味」の主人、西健一郎が魅せる四季の味。旬の旨みとは何か、平岩弓枝さんとの対談でお楽しみください
江戸の世に別れを告げ、次巻より文明開化の明治に舞台を移す本シリーズ。「かわせみ」最後の江戸情緒を描いた本書はやさしく美しい
三蔵法師と悟空、八戒、悟浄の旅もいよいよ佳境。数々の困難を乗り越えて、成長する師匠と弟子。天竺への取経の旅、ついに完結
悩み、苦しみ、成長していく、師匠と弟子たち。著者ならではのまったく新しい「西遊記」全4巻。蓬田やすひろ氏の挿絵もたっぷり収録
無銘の刀に名匠の偽銘を切る鏨師とそれを見破る鑑定家の対決を描く直木賞受賞作「鏨師」のほか、芸の世界に材を得た初期短篇集
「かわせみ」に逗留する華族夫人は、思いのほか気さくな人柄だが、築地居留地で賭事に興じて千春を心配させる。果たしてその正体は?
維新前夜の混沌とした世情下、私利私欲に走る金の亡者に東吾と源三郎、そして新世代の麻太郎と源太郎が立ち向かう! 七篇を収録
幕末の戦乱で東吾は行方不明、源三郎も落命するが、花世や麻太郎、源太郎たちは逞しく成長し、激動の時代を確かな足取りで歩きだす
女子挺身隊員だった母と戦後アメリカに渡り、厳しい躾の下に成長した主人公と、単身帰国した彼女を迎えた人々が織りなす人間模様
お吉の秘蔵っ子・お石も年頃となり、嫁入り話がきた。「かわせみ」の人々に見守られ、晴れて意中の人と結ばれるまでを描く全八篇
「かわせみ」に新しく雇われた年増の女中おつまの人生と精霊流しの哀感が胸に迫る表題作ほか全八篇。不朽の人気シリーズ文庫最新刊
花火見物の夜、麻太郎と源太郎は、腹をすかせた幼い姉弟に出会う。二人は母親の情人から虐待を受けていた。表題作他、全七篇収録
消息を絶った荷船。その船頭の息子と知り合った東吾らが心配する中、父親の船頭は無事生還したのだが——。表題作ほか全七篇収録
外国船で賑う横浜を訪れた東吾。美人局に身ぐるみはがれた英国人船員のために一肌ぬぐことになるのだが……。表題作ほか全八篇
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