作品
昭和の大女優は、夫との慎ましやかな日常を何より大事にした。数々の思い出と宝物が詰まった引き出しを開けていく、珠玉のエッセイ。
「食べるときは一所懸命食べるといいよ」「超然としてなさい」「何でも、まず、やってみせること」——養女が綴る忘れ得ぬ名言。
長谷川一夫、田中絹代、谷崎潤一郎……。高峰秀子が名優、文豪――昭和史にその名を刻む人々と本音で語り合った貴重な対話の記録。
高峰秀子を「かあちゃん」と呼ぶ著者が愛情をこめて描いた、大スターが歩んできた知られざる苦難の道と、現在の清冽で自由な生活
虚飾の世界を自ら離れた高峰秀子だが、義母との凄絶な関係は終わらなかった。大女優の身内との葛藤とその後の爽やかな日常を描く
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