作品
好物一本饂飩を楽しんでいた忠吾がさらわれる「男色一本饂飩」をはじめ、女をめぐる同心兄弟の因縁を描く「いろおとこ」等を収録
盗賊のモラルを守りぬく真の賊が、畜生ばたらきの一味を成敗する「一本眉」、平蔵自ら賊に扮する「殿さま栄五郎」他、各六篇を収録
盗賊のモラルを守りぬく真の賊が、畜生ばたらきの一味に仇をなす「一本眉」、平蔵自ら賊に扮する「殿さま栄五郎」他、各六篇を収録
二夜続けて同心が殺された。火盗改方を挑発する兇刃に平蔵の闘志が湧き上がる。長篇ならではの興趣に満ちた(十五)「雲龍剣」と(十六)刊行
名前さえない不思議な居酒屋に平蔵が立ち寄ったその日、店は襲撃された。傑作長篇「鬼火」の十七巻と「蛇苺」他五篇を収録の十八巻を刊行
面白半分で首を突っこんだ仇討ちが意外な展開になる「助太刀」。おまさの旧知の女盗が辿る哀切な人生を描く「引き込み女」等を収録
部下思いの“仏の平蔵”らしい慈愛溢れる六篇を収めた二十一巻と、正体不明の敵に自らの家族まで狙われた鬼平の苦悩をえがく二十二巻
盗賊の子と火盗改めの妹、隠し子二人の運命を描く特別長篇「炎の色」と、著者の急逝で未完となった「誘拐」他二篇収録の最終刊
鮒釣りに興じる同心の小柳。そこに、小舟に乗って川底をまさぐる謎の男が。一体何を探しているのか? 「寒鮒千両」など四篇収録
昭和43年、鬼平がスタートした翌年に作家が記した365日の昼・夕・夜食と、出会った人々、観た映画や芝居、旅した街の記録
師亡き後の弟子たちを描く「秘伝」、女武芸者の婿取り「妙音記」、敵討ちの助っ人「かわうそ平内」など、ユーモラスな8つの短篇
両国橋の大花火の夜、三河屋に賊が入った。火薬で錠前を吹き飛ばすという手口に、平蔵の記憶が蘇る。「花火師千助」など4篇収録
若い男と逢瀬を重ねる鍛冶屋仁兵衛の女房、お徳。そんな折、仁兵衛の作った錠前が立て続けに破られる。「あいびき」など4篇収録
商家の若後家・お歌は行きずりの浪人に手ごめにされた。憎しみがいつしか愛しさとなった二人の行く末は。新感覚の長篇時代小説
師走も押し詰ったある夜、今川町仙台堀の油問屋“上総屋”から出火。火は火柱を上げて夜空を焦がした……。「荒神のお夏」他全四篇
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