作品
握手会での事件からアイドル活動を停止したささらに大企業から社外取締役の話が。会社というワンダーランドから無事生還できるのか。
令和、平成、昭和の三代を生かされてきた著者が、国内、海外各地で得た感動をごく平凡な日常での心の囁きを「俳句」に辿る。
稀代の女性政治家か、我々が生んだ虚像か。「芦屋令嬢」育ち、謎多きカイロ時代。キャスターから権力の道へ。数奇な半生がここに。
昭和天皇崩御直後の江藤淳と筆者との長時間対論。その肉声と、没後五十年を迎える三島由紀夫の天皇観とを対峙させた画期的論考。
暴力の支配するその学園を人はカンフー・ハイスクールと呼ぶ。壮絶な抗争を拳で切り抜ける少女を描く気鋭のノワール作家の問題作。
子どもを尊重する「オーストラリア式」声かけから、「叱る」のではなく「教える」子育て法まで。どんな子でも輝かせる感動の育児書。
夫とともに洋かつら作りを始め、女性用ウィッグ製造販売会社「ハイネット」を創業して、日本を代表する会社に育てるまで。
風俗店オーナー殺人事件の美貌の容疑者が仕組んだ〈アリバイトリック〉。捜査の鍵を握るのは母親から虐待されている娘の証言だった。
両親、友だち、恋人と呼べない関係だけど大好きな人、再会した元カレ……。三十代半ばの働く女性の人間関係と複雑な心模様を描く。
昭和16年、鉄道省の技工養成所に入所以来40年間、昭和の国鉄を見続けた男が綴る半世紀。蒸気機関車から電車、新幹線
家族のために犯罪に手を染めた男が拾った犬。守り神になったその犬はある意志を秘めていた―。人生の無常と犬の神秘性を描く感動作。
人の世の日陰で数百年を共に生きてきた紅鈴と欣治の運命が、ヤクザの抗争によって動きだす。『妖の華』に続く最強ヒロイン登場!
筋肉ではなく「骨」を意識して歩けば腰痛や肩こりは改善する。特別な運動は一切不要、誰でも簡単にできて効果抜群のウォーキング法。
晩ごはん作る元気が…でも、食卓はなんとかしないと…。そんなプレッシャーを解決する、時間も手間もかからない神技レンチンレシピ!
作家として政治家として活躍してきた著者も齢八十七を迎えた。忍び寄る死の影をも直視しつつ綴った珠玉の七編を収録した最新短編集。
経済危機の第一波は、ローカル産業壊滅(現況)。第二波で大企業がやられ、第三波は金融恐慌だ。コロナで世界はどう変わるか。
落飾した皇女を筆頭に、高貴な尼がひしめく比丘尼御所。悩める市井の人々がその門を叩く――。雅やかで心に染み入る連作短編集。
3・11で露呈された現代日本の拠り所のなさ。遠くドイツ在住の筆者が、近代日本が失ったものを豊富な文学テキストから解き明かす。
〈荒事〉の開祖にして最後は舞台上で刺殺されたカリスマ。謎多き初代團十郎の生涯を元禄の狂乱と江戸歌舞伎の胎動とともに描き切る。
村上春樹が初めて自らのルーツを綴ったノンフィクション。中国で戦争を経験した父親の記憶を引き継いだ作家が父子の歴史と向き合う。
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。