作品
突然、夫が死んだ。妻は彼が語った仕事も名前もすべてが嘘だったことを知る。夫が残した「小説」を頼りに真実を探そうとするが……。
鉄壁のアリバイ崩しに挑む本格推理の表題作ほか、「証言の森」「種族同盟」(映像化作品「黒の奔流」原作)「山」の計四作を収録。
震災と津波から四年半。深夜に海に潜り、被災者らの遺留品回収を続ける男の前に美しい女が現れ、なぜか遺品を探さないでくれと言う。
七十九歳の母が七十二歳の父を殺した。「ママはいいわよ、刑務所に入ったって」。一体何が? クールで時にユーモア光る巧みな物語。
その犯罪者は、なぜか声が甲高く、背は低く……オール読物推理新人賞受賞作ほか、楽しく機知に富んだ文庫オリジナル。
元・警視庁公安部の著者ならではの迫真のシリーズ最終巻! 青山望が最後に挑む強大な国家の敵と、同期カルテット四人の命運は――。
裏のコンサルタント水原が接触した男は、人間のエネルギーを摂取し命を奪う新種の〝頂点捕食者〟だった。読み応え二〇〇%の会心作!
テロ情報を掴んだ十津川警部は豪華客船「飛鳥Ⅱ」に乗船。平穏な航海も束の間、船内で爆発が! 十津川は人質の乗客を救えるか?
ボーン・コレクターの模倣犯か。毒の刺青で被害者を殺す殺人者がNYの地下で犯行を繰り返す。名探偵ライムシリーズを代表する名編。
離婚した杉村三郎は私立探偵事務所を設立。ある日、亡き父が生前に残した「昔、人を殺した」という告白の真偽についての調査依頼が。
定年まで十年のベテラン刑事岩倉剛は捜査一課から異動した南大田署で独居老人の殺人事件に遭遇。さらに新聞記者の自殺も発生し――。
ロシア人ホステスの轢死事件が発生。事件はロシア人の殺し屋による暗殺だという日本人の証言者が現れた。倉島は暗殺者の行方を追う!
村の老人四人組の元には不思議な来客ばかり。奇妙な味わいとおかしみが溢れ、「日本の偉大な田舎」から今を風刺するユーモア小説。
山陰の小京都・萩で失踪した地方紙記者の謎の言葉を追う浅見光彦の前に、新たな殺人が。親友・松田とともに“山口の闇”を探る!
高三の渓哉は野球部を引退後、心が空っぽな日々を過ごしていた。ある日、道に迷っていた美しい女性・里香を案内することになり――。
目が覚めると六年後! 事件を追う刑事に何が起こったのか?「13・67」でミステリ界を席巻した香港の気鋭、衝撃のデビュー作。
車を暴走させて大量殺人を犯して消えた男を追う退職刑事の執念の追跡。各ミステリーランキング上位を独占した傑作。海外ドラマ化。
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