作品
運命の出会いから始まる、ある2人の20年。人が人を想う時に生まれる、最高純度の奇跡の物語。
「小説家」になる!&秋の「読切」ミステリー祭
夫を殺した犯人は、かつての恋人だった。この男が裁判で「妻に殺害を依頼された」と証言。美しき未亡人は、悪女なのか、それとも。
無人になった山間の集落を再生させる。市長肝いりのプロジェクトは次々とトラブルに見舞われ、住民は一人また一人と去って行き……。
不登校になった美緒は、盛岡の祖父の元へ向う。羊毛を手仕事で染め紡ぐ作業を手伝ううち内面に変化が訪れ…。家族の再生の物語。
『夜に星を放つ』窪美澄
女浄瑠璃、手習いの師匠、料理屋の女将など江戸の町を彩るキャリアウーマンたちの心模様を描く直木賞受賞作。「恋風」「男の八分」「後姿」「恋知らず」「恋忘れ草」他一篇収録。(藤田昌司)
各章の最終ページに登場する一枚の写真。その意味が解った瞬間、読んでいた物語は一変する――。二度読み必至の驚愕ミステリ。
「ごんぎつね」の読めない小学生、反省文の書けない高校生……言葉を失った子供たちの実態と、国語力回復の道筋を描く渾身のルポ。
35周年記念総力特集! 「陰陽師」の世界
“歌に生き恋に生き”た世界的に名を馳せたオペラ歌手藤原義江。英国人の貿易商を父に、下関の琵琶芸者を母に持った義江の波瀾の人生を描いた直木賞受賞作。(田辺聖子)
日本人にされそうになったアイヌ。ロシア人にされそうになったポーランド人。文明を押し付けられた二人が守り抜きたいものとは?
震災で迷い犬となった“多聞”は、傷ついた人々に寄り添いながら旅を続ける。名作『星守る犬』の漫画家が描く、号泣必至の一冊。
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