作品
画鬼・河鍋暁斎の娘・とよ(暁翠)。五歳から絵筆を握り、文明開化の荒波の中、父の画風を守り続けた。不器用かつ誠実な生涯を描く。
コロナ、オリンピック、新作映画公開から日常のささやかな一コマまで。大人気映画監督が、悩み、笑い、書いた、等身大の5年間。
長年連れ添った夫婦のすれ違い、出世と引き換えに大切なものを失った男……現代人の心を動かす、珠玉の七編を収録した時代小説集。
父と母、兄、美容師や見習い、古道具屋のおっちゃん……大阪文学学校講師の直木賞候補作家が人の生きざまを端正に描く秀作短編6編
時は平安、都では鬼が疫病を予言したという噂が。最凶の鬼の存在に気付いた陰陽師の弓削是雄は仲間とともに鬼を封じる旅に出るが…。
ひたひたと忍び寄る恐ろしさ、ぬるりと変容する日常から目を背けてはならない。 取り扱い注意! 直木賞候補となった最恐ミステリ。
モテない僕の恋人は、白くて冷たい?倹約生活を送る専業主婦の私の秘密は?穏やかな日常が一転する戦慄の仕掛けと魅力に満ちた6編。
かつて、山田家の嫁と女中頭だった千代とお初さん。大正から戦後にかけて、「普通」から逸れてもそれぞれの道を行く二人を描く。
カメラアイを武器に群衆から手配犯を捜す刑事と、広域捜査班の刑事。緊急立ち回り情報に立ち向かう二人の女性刑事の喜怒哀楽を描く。
40歳目前に離婚した桐原まりえは、寂しさよりも清々しさを感じていた。新直木賞作家が描く、おとなの女性の幸福と結婚を巡る物語。
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