書名(カナ) | ショウネントイヌ |
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ページ数 | 208ページ |
判型・造本・装丁 | A5判 軽装 並製カバー装 |
初版奥付日 | 2022年06月30日 |
ISBN | 978-4-16-090124-7 |
Cコード | 0079 |
馳星周の直木賞ベストセラーを、『星守る犬』の村上たかしが感涙コミカライズ!
傷つき、悩む人々に寄り添う、一匹の犬がいた──。『少年と犬』は、東日本大震災で飼い主と別離した一匹の犬「多聞」が、さまざまな人々との出会いと別れを繰り返しながら、東から西へと旅する物語です。
家族のために犯罪に手を染めた男、外国人窃盗団のリーダー、男に貢ぐ風俗嬢、死期を悟った老猟師、震災で心を閉ざした少年……旅の途中で多聞が遭遇するのは、傷つき、悩み、惑う人々です。彼ら彼女らは、多聞によって心を洗われ、勇気と愛をもらいます。東北から本州を縦断、ひたすら南西へと向かう多聞が目指す“目的地”とは──。
人間という愚かな存在を、犬の視線を通して描いた珠玉の連作短編集。原作は2020年に第163回直木賞を受賞、25万部を超えるロングセラーとなっています。
コミカライズを担当したのは、ベテラン漫画家の村上たかし。すべてを失った中年男と愛犬との最後の旅を描いた『星守る犬』シリーズが100万部の大ヒットとなり、映画化もされました。
抑制の効いた語り口でドラマを紡いだ原作を踏襲しつつ、きめ細やかな作画力で、感動的にコミカライズしました。犬好き、マンガ好き、文芸ファンだけでなく、幅広い読者を引きつける魅力にあふれた作品です。
第1話 男と犬
第2話 泥棒と犬
第3話 女と犬
第4話 老人と犬
第5話 少年と犬
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