作品
学校×音楽シリーズ第一弾は、音楽室が舞台の四篇を収録。落ちこぼれ鼓笛隊、合唱と淡い恋、心を癒す歌、懐かしく切ない少女の物語。
“俺は記憶のないころから鍵盤に触れてきた”。聖書に噛みつき、ロックに心奪われ、メシアンの難曲と格闘する眩しい少年期の終わり。
都と陵はきょうだいとして育った。だが、今のふたりの生活のこの甘美さ!「ママ」は死に、人生の時間は過ぎるのであった。
両親、友だち、恋人と呼べない関係だけど大好きな人、再会した元カレ……。三十代半ばの働く女性の人間関係と複雑な心模様を描く。
元英語講師の梨花、結婚後に子供ができずに悩む美雪、絵画講師の紗月。3人の女性の人生に影を落とす謎の男K。感動の傑作ミステリ。
家族のために犯罪に手を染めた男が拾った犬。守り神になったその犬はある意志を秘めていた―。人生の無常と犬の神秘性を描く感動作。
作家として政治家として活躍してきた著者も齢八十七を迎えた。忍び寄る死の影をも直視しつつ綴った珠玉の七編を収録した最新短編集。
『怖い絵』の著者が、「母」「電話」「乗り物」「家」など9つの主題で各11の映画を紹介し、人間心理の怖ろしさと深さを鋭く分析
世紀末のロンドン。妖しい容貌と数々のスキャンダルで時代の寵児となった作家ワイルドと、天才画家ビアズリーの愛憎を描く。
〈パパ〉日夏、〈ママ〉真汐、〈王子〉空穂、同級の女子高生三人が演じる疑似家族の行方は。時代を切り開く作家が到達しえた傑作。
結婚式後、新郎と司会の女が、バーで新婦を待つ。やがて会話は二人の秘密に触れ……男女の恋愛に潜む恐怖を描く十のストーリー。
巨大企業を辞め故郷の福岡に帰った男のもとに親友の妻が現れる。心が通う喜びを得つつ、一つの疑惑が立ちふさがる――傑作恋愛小説。
二〇二〇年、東京オリンピック直後の日本で大地震が発生。ごく普通の家族を通じて描かれた新たな日本沈没。アニメを完全ノベライズ。
二〇二〇年、米朝間で核戦争勃発。北朝鮮による韓国旅客機撃墜に始まる悪夢のシナリオ。元米国防省高官が各国政治家の実名で描く。
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