作品
令和の皇后となられた雅子さま。ご成婚時の輝くような笑顔を、闘病生活のなかでどう取り戻されていったのか。半生を網羅した決定版!
精神科医・藤代に大学時代の恋人から手紙が――失った恋に翻弄される十二か月。『世界から猫が消えたなら』『億男』著者の恋愛小説。
このページをめくれば、あなたはこれまでの人生の全てを失うかもしれない――不穏な文章から始まる手記が導く先は、狂気か救済か。
「うで」と「デブ」どっちがいい? 究極の選択から始まる表題作をはじめ〈泥沼〉の極限で咲く美しき“クズの花”〈最悪劇場〉四編。
カナダの美しい島で愛され成長する少女アン。幸福感溢れる名作を原書に忠実に、夢のある文章で訳した日本初の全文訳・詳細な訳注付。
あの梅原猛を驚嘆させた独特の画風。利き腕切断後も大作を描き続けた伝説の画家、三十五年の凄絶な生涯を描いた力作長編。
12月。クリスマスムードに浮かれる商店街に、突然の悲鳴が……融資書類偽装のスキャンダルに揺れるモチズリ建築のビルから、男性社員が飛び降りた。
競争社会を逃れてメイン州の田舎に越してきた医師一家を襲う怪異。モダン・ホラーの第一人者が“死者のよみがえり”のテーマに真っ向から挑んだ、恐ろしくも哀切な家族愛の物語。
いまも世界中で愛される「ジーヴズ」の傑作選2冊「才知縦横の巻」「胆不敵の巻」が合本に。
愛が怖い、生活が怖い。成長できない自分をもて余している。ノッペラボウな僕の輪郭を取り戻すために。黄昏日本の青春物語!
自我の目覚め、自己の模索…。清冽な筆致。深遠な思い。痛々しいほど哀切な青春文学の誕生です。
鬼才・河鍋暁斎を父に持った娘・暁翠の数奇な人生とは――父の影に翻弄され、激動の時代を生き抜いた女絵師一代記
木犀の香が漂う夜、晴明と博雅、蝉丸が酒を飲んでいると天から斧が降ってきて――陰陽師安倍晴明の活躍を描く人気シリーズ第十五弾。
珈琲豆と和食器の店を営むお草は、旧友のために本を作ろうとするが…。日常にひそむ闇と穏やかな営みが心に染みるシリーズ第六弾。
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